あなたは店長などにバイトを辞めると言ってからの期間をどうやって過ごしたらいいかと悩んでいませんか?
嫌味を言われてしまうと、バイトを辞めるまで気まずいと思うかもしれません。
シフトに穴を空けるわけにはいきませんので、行かないという選択はナシです。
あなたがバイトを辞めるまでの期間が気まずいと思うのであれば、
- 嫌味を言う店長や先輩のいない日にシフトを入れる
- できるだけ忙しい日にシフトに入るようにしてみる
- バイトを辞めるまでの期間で後輩の育成に専念する
- 差し入れを考える
などを試してみてください。
たかがバイトと考えているかもしれません。
しかし、あなたが残りのシフトに行かないと、誰かがあなたの穴埋めをすることになります。
余計に後味の悪い終わり方には、したくないですよね。
後味が悪くならないようにするために、バイト先の役に立つことは何かと考えてみてください。
バイトであっても、きちんと勤め上げれば、あなたの立派な経験となり、後々役に立つことがきっとあります。
バイトを辞めた後でも、バイト先をお客として利用したり、バイト仲間たちと良い関係を続けられる方が人生が楽しくないですか?
そこで、バイトを辞めるまで気まずい時に、辞めると言ってからの期間の過ごし方について、解説して行きます。
バイトを辞めるまで気まずい!辞めると言ってからの期間の過ごし方
バイトを辞めるまで気まずいとなってしまったのであれば、対処法は気まずくならないようにするか、気まずい雰囲気を挽回するかの二通りが考えられます。
気まずくならないようにする方法は
- 辞める理由や伝えるタイミングを考える
- 嫌味を言う店長や先輩のいない日にシフトを入れる
- できるだけ忙しい日にシフトに入るようにしてみる
気まずい雰囲気を挽回するには
- バイトを辞めるまでの期間で後輩の育成に専念する
- 差し入れを考える
などが考えられます。
辞める理由と伝えるタイミングを考える
バイトを辞めるまで気まずいと思うのは、辞める理由に原因があるからかもしれません。
辞める理由が
- 学校の講義が忙しくなった
- 実習が増えて時間の約束が難しい
- 就職が決まった
- 家族が病気になってしまった
などのようにやむを得ない理由であれば、店長やバイト仲間も引き止めたり、嫌味を言うことはないでしょう。
バイトを辞める理由が
- 体がきついから
- 一緒にバイトしていた友達が辞めたから
などの理由ではバイトを辞めるまで気まずい雰囲気に繋がる可能性があります。
体がきついのであれば、配置を変えてもらえないか相談してみる。
仲の良かった友達が辞めてしまったのなら、他のバイト仲間と親しくなれるように努力してみることも必要です。
辞める理由をどうに解決しようとして上手くいかずに、どうしても辞めたいのであれば、例え本音は「体がきついから」だったとしても「学校を理由」にする方法もあります。
大学によって、学部によって講義の内容や実習の有無は千差万別です。
多少盛ってもバレませんのでバイトを辞める理由を「実習が増えた」「レポートが増えて大変」などに変えます。
店長だけでなく、他のバイト仲間にも同じことを言えば疑われることもないでしょう。
引き止められたり、嫌味を言われたくないからと病気や引越しとウソを言うのはNGです。あとでバレた時に大変なことになります。
嫌味を言われる理由のもうひとつは「伝えるタイミングが悪い」が考えられます。
バイトを辞めたいことは店長など直属の上司に対面で伝えるのが基本です。
店長の都合のいい時間に「バイトを辞めたい」と聞かされるのと、ピークタイムなど忙しい時間帯や帰る間際についでのように「バイトを辞めたい」と聞かされるのでは印象がまるで違います。
あらかじめ「お話ししたいことがある」と告げることで店長も心の準備が出来て嫌味を言うことも防げますので、必ず声をかけましょう。
もし店長になかなか会えないのであれば、LINEなど普段使っている連絡ツールで「今週のどこかでお時間を作っていただけないでしょうか?」と連絡をしておきます。
急に辞めると言われるのは誰でも驚くので、嫌味が出てしまうこともあるでしょう。嫌味を言われないような工夫も必要です。
嫌味を言う店長や先輩のいない日にシフトを入れる
性格の不一致などどうしてもソリの合わない人もいます。
嫌味を言う店長や先輩がいるならば、その人と顔を合わせないで済むような日にシフトを入れましょう。
丸っきり顔を合わせないことは難しくても2時間だけなら何とかなる、週に1度なら何とかなると考えられるだけでも気が楽になります。
嫌味を言う人は嫌味を言うのが趣味なのだと考えてスルーするに限ります。
なんとか反撃してやろう、懲らしめてやりたいなどと考えるとドツボにはまります。相手と同じレベルに下がらないと考えてスルーしましょう。
できるだけ忙しい日にシフトに入るようにしてみる
誰でもバイトを辞めるまで気まずいのは嫌ですね。バイトとは言ってもあなたは重要な戦力ですから、できるだけ忙しい日にシフトに入るようにしてみましょう。
飲食店ならランチタイムなどのピークタイムや土日など、いつが忙しいのかわかると思います。
同じ時給ならラクして稼ぎたいと考えがちですが、忙しい日に入るとバイト仲間から有難いと思われます。
またお互いに忙しい日ならば、嫌味を言う暇もなくなりますし、あなたがなぜ辞めるのかムダに詮索されることも防げて、一挙両得と考えられます。
バイトを辞めるまでの期間で後輩の育成に専念する
バイトを辞めるまで気まずい雰囲気になるのを避けるために、後輩の育成に専念するのもとても良い方法です。嫌味を言われた雰囲気を挽回することが出来ます。
チェーンの飲食店などはマニュアルが作られている場合もありますが、マニュアルにないことやちょっとしたコツを伝えるのも後輩の育成になります。
あなたがバイトを辞めても後輩が不安なく仕事が出来るようになっていれば、バイト先も後輩も助かるので、誰も嫌味を言うことがなくなります。
引継ぎが必要なことは、複数のバイト仲間に伝えてください。
例えば「〇日に貸し切りのご予約が入っています。飲み放題メニューがご希望で〇名様の予定、連絡先はxxです。」と口頭で伝えたうえでメモを残しておきましょう。
筆者は学生の時に学校の近くにあるファストフード店でバイトをしていました。
就職が決まってバイトを辞めましたが、その時に「学校の文化祭や運動会などイベントがある時はとても混雑するので、〇月〇日と〇月〇日に注意してください。」と伝えたところ、とても役に立ったと言われた経験があります。
差し入れを考える
バイトを辞めるまで気まずい雰囲気になるのを避けるために、差し入れを考えるのはいかがでしょうか。
気休めかもしれませんが、何かをもらった後では嫌味を言いにくくなるからです。
バイトの最終日に差し入れをしてもいいのですが、バイト仲間全員が揃うとは限らないでしょう。
そこでちょっと早めに差し入れをするのです。
例えば、大学のサークルなどでどこかに出かけた時にお土産を購入してきたり、おいしいと思ったものを差し入れするのです。
差し入れは食べ物が相手にも気を使わせないので良いでしょう。喜ばれるものは、常温で置いて置けるもの、人数分きちんとあるもの、食べるのに包丁やフォークなど道具が要らないもの、個包装になっているものです。
例えば
- 少人数ならミスドのドーナツ
- 個包装されているパウンドケーキまたはカステラ
- 人数が多いなら個包装のクッキー詰め合わせ
「お世話になりました。ご自由にどうぞ。」などメモを添えて休憩室などに置いておきましょう。
バイト仲間と休憩室で一緒になった時は「これ良かったらどうぞ。お口に合うと良いのですが」と勧めましょう。
今は「つまらないものですが」とは言いません。
「つまらないもの」はへりくだった言い方と受け止められなくなったからで「つまらないものを勧めるな」と思われることもあるからです。
自分でおいしいと思うものを選んで、「私はおいしいと思ったので」とハッキリ言いましょう。
筆者は学生の時にバイトしていた時にソリの合わない先輩がいました。
何をやっても嫌味ばかり言われて、注意された方がどれだけマシだろうかと考えていました。
ある時、お休みをもらったので差し入れをしたところ、態度がコロッと変わりました。
現金だなと思いましたが、気持ちよくバイトが出来るようになったので安いものだと考えました。
また、筆者は様々な職場で仕事をしたので、差し入れをすることも貰うこともありましたが、ジュースやメロンなど分けにくいものは不評でした。
アンコたっぷりの和菓子や生クリームを使ったケーキなどは、甘いものを好まない男性やダイエット中の女性から有難迷惑と思われることもありました。
差し入れはバイト先の年齢層や好みを考えて、品選びをしましょう。
バイトを辞めると伝えた後に嫌味を言われた!残りのシフトに行かないのは大丈夫?どんな問題が起こる?
バイトを辞めると伝えた後に嫌味を言われるなど、バイトを辞めるまで気まずい雰囲気になってしまうこともあるでしょう。
そもそもバイトは、辞めたり辞めさせることが正社員よりも自由な立場なので、嫌味を言うことは考えにくいです。
店長が嫌味を言う性格でなければ、嫌味を言われる理由は「辞めると伝えるタイミングを間違えた」「辞める理由に納得がいかない」のどちらかでしょう。
例え、バイトを辞めると伝えるタイミングを間違えてしまった、やむを得ない理由ではなかったとしても、残りのシフトに行かないのは、あり得ません。
バイトとは言っても、バイト先ではあなたを戦力としてカウントしているのですから、なにも連絡せずに出勤しないのはマナー違反です。
「どうせ辞めるし、行きたくない」と考えがちですが、残りのシフトに出ないことを選択すると後味が悪くなってしまいます。
その時はバイトを辞める残りのシフトに行かない気持ちが強かったとしても、後味が悪くなってしまい、後々後悔することになります。
学生でも、未成年であっても、バイト先がどんなお店でも同じです。バイトをしてお金を貰うのですから当然のことです。
バイト先が飲食店などのお店だった場合、お客として利用しづらくなってしまいます。
小さな街であれば行動範囲が狭いので、どこかでバイト仲間とバッタリ会うことも珍しくありません。
都会であれば、どこで会っても不思議はありません。ちなみに筆者は電車の中で以前のバイト仲間に偶然会ったことがあります。
なんの連絡もしないでバイトに行かないまま辞めてしまうと、職場の人が家に来たり、履歴書の連絡先に書いた家族に連絡が行ってしまうこともあります。
その時はバイトに行きたくないと思っても、後味の悪い辞め方はあなたの心の中にオリのように澱みを生じさせます。
他のバイトや就職の面接のときに経験があるにも関わらず、後ろめたい気持ちから胸を張って経験を話せなくなります。
”立つ鳥跡を濁さず”の言葉通り、お互いが気持ちよく過ごせるように、残りのシフトはきちんと出勤しましょう。
筆者の友人はバイト先の居心地の悪さから、バイトを辞める残りのシフトに無断で行かないことにしてしまいました。
その時は行きたくない気持ちが強かったからなのでしょうが、友人はそのバイト先の最寄りの駅にさえも近づかなくなってしまいました。
友人はその駅を利用しなくても不自由していないようですが、もし新宿や渋谷だったらどうしたのだろうと考えてしまいます。
ほんの一時の感情でバイトに行かない選択をしてしまうと、気まずい嫌な思いは何年も続きます。
仮にシフトを残して無断欠勤を続けて自然消滅を狙ったバイトの辞め方をすると、あなたが働いていたバイト先や系列店舗に足を運ぶことに躊躇してしまいませんか?
大学の友達と遊びに行った時に、ランチやディナーをしようとして、以前に働いていたお店や系列店舗だった場合に、顔馴染みの社員がいるかもと考えると気乗りしないですよね。
辞める時はいいかもしれないですが、バイトを辞めるのであれば、与えられたシフトは可能な限り出るようにして、退職日を迎えるようにしましょう。
バイト辞めるのを店長以外に知られたくない場合の動き方
バイトを辞める理由が自分の病気や家族の病気、引越しなど、店長以外に知られたくない場合もあるでしょう。
店長がOKしていれば、店長以外に辞めると言わなくてもいいでしょう。バイトを辞めるまで気まずくならないように、いつも通りにシフトに入って、いつものように仕事をこなします。
制服やロッカーのカギなど返却が必要なものは、店長にきちんと返しましょう。
バイトを辞めたい理由の本音が店長以外には言いにくい「嫌味を言ってくるバイトの先輩と一緒に仕事をしたくないから」や「パワハラやセクハラ」だったとしても、病気や引越しとウソをつくのは止めましょう。
ウソがばれた時に大変なことになります。
学生ならば学校を理由にする、フリーターならば就活を理由にするのが良い方法と言えます。
これならば街中でバッタリ会っても「今日は講義が早く終わったんだ」「今日は仕事が休みだ」と言えます。
バイトを辞めるまでの1ヶ月をカウントダウンして楽しく過ごす方法!必ず次のバイトを探しておこう
法律でバイトを辞めたり辞めさせたりするには2週間前に予告することと定められています。
出来れば、バイトを辞めると伝えるのは1か月くらい前に店長など直属の上司にバイトを辞めることを伝えます。
バイトを辞めると言ってからの期間が1か月ほどあるとバイト先でも新しいバイトを募集したり、人員の配置を変えるなどの対応が出来るからです。
バイトを辞めるまで気まずい、行きにくいと思ってもカウントダウンをして楽しく過ごしましょう。
日に日に減っていく数字を見る度に、あと少しだから頑張ろうと言う気持ちになります。
バイトを辞める理由が病気などではなく、バイトをすることが可能ならば、バイトを辞めると言ってからの期間に必ず次のバイトを探しておきましょう。
ネットなどで求人を探しても履歴書を送ったり、面接をしたりなど、バイトが決まるまで時間がかかるからです。
新しいバイトをするならば、生活スタイルが変わることもあるかもしれません。
新しいバイトで使える、バックや服、くつなどを新調したり、その予定をたてるのもいいですね。
バイトを辞めて次のバイトがスタートするまでの間に出かけるなどのご褒美を用意しておくのも良い方法です。誰でもゴールやご褒美があると頑張れるのです。
バイトを出勤前に辞める・即日に辞めるタイプの人よりもあなたは優秀!胸を張って次のバイトに行こう
中にはバイトを出勤前に辞めたり、「今日で辞めます」と急に辞めるタイプの人もいます。
バイトとは言ってもあなたは立派な戦力です。特に飲食店などはバイトなしではお店がまわらないところも多くあります。
病気やケガなどやむを得ない場合もありますが、急に辞めてしまってはバイト先に迷惑がかかるのは間違いないです。
それに比べたら、事前に連絡してから辞めるあなたは優秀です。
バイトを辞めるまで気まずいと思っても、きちんとバイトを勤めあげたら、立派な経験となり、履歴書に書くことも出来ます。
バイトでの経験が次のバイトで活かせることもありますし、就職して何年も経ってから役に立つこともあります。
筆者は学生の時にファストフードのお店でバイトをしていました。有名なホテルに近いところにあったので、海外からのお客様も多かったのです。
英語が得意ではありませんでしたが、英語での接客も求められました。文法ではなく、ハッキリ言うことで意味が伝わることがわかったので、数年後に英語で電話の取次が必要になった時に役立ちました。
筆者はあらかじめ就職のためにバイトを辞めることを伝え、最後の日まできちんとバイトでの仕事をしたので、バイトを辞めるまで気まずいと感じることはありませんでした。
バイト先の近くに行けば、今でもそのファストフード店を利用します。
バイト仲間とは連絡も取っている人もいますし、街中でバッタリ会ったこともあります。最後までバイトの仕事をこなしたので、気持ちよく過ごせていると感じています。
堂々と胸を張って次のバイト先に行って、面接でバイトでの経験を話しましょう。その時はたいしたことではないと思っていても、年を重ねていくと人生に無駄はないことがわかります。
筆者は飲食店のバイト経験が就職してからのお客様へのお茶出しにも活かせています。経験がないとお盆を片手に持って、片手でドアをノックするのも難しいのです。
飲食店でいろんなお客様がいることを実感できると、企画を提案する時にも「このほうがいろんな方に使いやすいのではないか」と発想することが出来ます。お客様との何気ないやり取りも営業の時の導入に使えます。
反対にバイトの後輩が連絡もナシに突然来なくなってしまったこともあります。
その時は後輩に何かあったのではないかととても心配しました。辞めたと後で聞かされると「この仕事はつまらない」「職場の雰囲気が良くない」と言われているようで、とても後味の悪い思いをしました。
バイトを辞めると言ってからの期間の過ごし方でその後の人生が変わると言ってもいいくらい大切なことです。
きちんとバイトを最終日まで勤めあげれば経験になりますし、自信もつきます。
辞めるまでの残ったシフトは休まず働こう!あなたの将来に役立ちます!
バイトを辞めると言った時に嫌味を言われたのなら、伝えるタイミングが悪かったか、辞める理由が上司の納得のいかないものだったからかもしれません。
バイトを辞めるまで気まずいと思ってしまっても、連絡もなくバイトを辞める残りのシフトに行かない選択はありません。
余計に気まずくなってしまい、バイト先のお店をお客として利用できなくなってしまったり、街中でバッタリ顔を合わせてしまったらどうしようと無駄に気持ちを揺さぶられることになります。
バイトを辞めるまで気まずいと感じるならば
- 嫌味を言う店長や先輩のいない日にシフトを入れる
- できるだけ忙しい日にシフトに入るようにしてみる
- バイトを辞めるまでの期間で後輩の育成に専念する
- 差し入れを考える
- バイトを辞めるまでカウントダウンをする
などの工夫をしてバイト最終日まで勤めあげるようにします。
きちんと勤めあげればバイトであっても立派な経験となり、履歴書に書くことも出来ますし、次のバイト先の面接で経験を話すことも出来ます。
バイト先が飲食店などお店であれば、バイトを辞めた後でもお客として利用できますし、バイト仲間との交流も続けることも出来ます。その方が楽しいですよね。
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