新型のiPhone15の発売まで残り僅かになってきましたね。
今年のiPhone15の発売日と予約開始日は、
機種 | 予約開始日 | 発売日 |
iPhone15 | 2023年9月15日(午後9時) | 2023年9月22日 |
今回発表が噂されているモデルは、iPhone15のノーマルシリーズとPlus、Pro、ProMaxの4シリーズの構成です。あなたは新しいiPhoneの発売日と予約開始日、またそれぞれのモデルの違いをご存じでしょうか?
「例年iPhoneの発売時期に多くの人が予約するから、品切れになる前に買いたい」
「せっかく買うならカメラが綺麗に撮れるモデルがいいけど、ノーマルシリーズとPro系でどれだけ差が出るの?」
「Ultraシリーズって初めて出たけど今までのモデルとは全然違うのかな?」
Appleは毎回新作のiPhoneの発売日がいつになるのかを中々教えてくれません。毎回ギリギリまで隠すんですよね!ですが、公式に発表されてなくともiPhone15の発売日と予日がいつなのかをかなり正確に予測する事が出来ます!ズバリ結論からお伝えしますと、今年のiPhone15の発売日と予約日は、
機種 | 予約開始日 | 発売日 |
iPhone15 | 2023年9月15日(午後9時) | 2023年9月22日 |
歴代iPhoneの発売日と予約日のスタートが大体この日にちだからです。直近4年間のiPhoneの発売時期を下にまとめますね!
機種 | 予約開始日 | 発売日 |
iPhone15 | 2023年9月15日(午後9時) | 2023年9月22日 |
iPhone14 | 2022年9月9日 | 2022年9月16日 |
iPhone13 | 2021年9月17日 | 2021年9月24日 |
iPhone12 | 2020年10月16日 | 2020年10月23日 |
iPhone11 | 2019年9月13日 | 2019年9月20日 |
他にも、iPhone15シリーズのそれぞれのモデルの特徴と、買うべき人の特徴をまとめるとこんな感じです!
iPhone15(ノーマルシリーズ)
- 最新のiPhoneの中で一番安いモデルを買いたい人
- 特にこだわりがないが、手軽に最新のiPhoneを買いたい人
iPhone15Plus
- バッテリー持ちが一番良いモデルを買いたい人
- 画面が大きくて文字が見やすいサイズで、かつ安く最新のiPhoneを買いたい人
iPhone15Pro
- 本体モデルのサイズが大きすぎずにカメラの性能が高いモデルを買いたい人
- スマホ本体の光沢があって、光輝いていたりシルバーなど特定の色のモデルが欲しい人
- カメラの性能(夜間で綺麗に被写体を撮りたい、遠くの風景を鮮明に撮りたい、近くのものを拡大化してきめ細かな写真んを撮りたいなど)にとにかくこだわりたい人
iPhone15ProMax
- 値段がどれだけ高くても全てのiPhoneの中で一番スペック(カメラ性能、バッテリー持ちなど)の高いiPhoneを手に入れたい人
- 画面サイズが大きく、かつバッテリー持ちやカメラ性能が高いiPhoneを買いたい人
- とにかく一番長持ちするiPhoneを買いたい人
これ以外にもiPhone15シリーズのリーク情報を下にまとめました。特にApple愛好家が気になる「充電端子のUSB Type-C」の話や「折りたたみiPhone」の話についても触れているので、要チェックです!
新型iPhone15の予約開始日の時間は何時?発売日はいつ?
新型iPhone15シリーズの発売日と予約日のスタートは、下に記載してある日付の通りになります。
今年のiPhone15の発売日と予約開始日の時間は、
機種 | 予約開始日 | 発売日 |
iPhone15 | 2023年9月15日(午後9時) | 2023年9月22日 |
例えばiPhone13シリーズの場合は「グリーン」と「アルパイングリーン」が翌年の3月に発売されています。iPhone14シリーズの場合も、「イエロー」が翌年3月に追加されています。
そのため15シリーズも一色だけ来年の3月に遅れて発売される可能性が高いです。
iPhone15とPlus・Pro・Ultraの違いを徹底解説
iPhone15シリーズは全部で4種類あります。それぞれの名称と特徴を簡単に説明します。
- iPhone15
- iPhone15 Plus
- iPhone15 Pro
- iPhone15 Pro Max
iPhone15は、最もスタンダートなモデルと言われ、値段が一番安く設定されており、スペックもiPhone15シリーズの中で一番低いモデルになります。
その15シリーズをベースとし、画面の大きさとバッテリー持ちを増幅させたのが「Plus」シリーズになります。iPhone15 Proは、iPhone15をベースとしてカメラの性能やCPUをアップグレードしたものです。
そしてiPhone15シリーズの中で最もスペックが高いモデルがiPhone15 Pro Maxと呼ばれるもの。こちらは名前の表記が「Pro Max」ではなく、「Ultra」に変更になる可能性が噂されていましたが、14同様にProMaxのままの名称になりました。
iPhone15・Plus・Pro・Ultraの本体価格と値段の違い
画像引用:apple公式サイト
iPhone15シリーズの本体価格と値段の違いは以下の表です。
税込価格 | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
iPhone 15 | 124,800円 | 139,800円 | 169,800円 | ー |
iPhone 15 Plus | 139,800円 | 154,800円 | 184,800円 | ー |
iPhone 15 Pro | 159,800円 | 174,800円 | 204,800円 | 234,800円 |
iPhone 15 Pro Max | ー | 189,800円 | 219,800円 | 249,800円 |
iPhone15シリーズが値上がりしたと言われている理由は、全部で3種類あります。
- 円安
- 素材や技術のアップデートによるコスト高騰化
円安による値上がりについて
一つ目の円安について。Apple系のモデルはiPhoneだけでなく、iPadやMacBook、AirPodsまでもが円安によって大幅に値上がりしています。
1万円以上値上がりしているものも多いんですよね。iPhone14シリーズに関しては「1ドル136円換算」で日本市場に出ていますが、iPhone15シリーズに関しては「1ドル140円以上」の換算で発売される可能性が出てきていますので、iPhone14シリーズよりも値上がりしてしまうでしょう。
素材のコスト高騰化による値上がり
二つ目のコスト高騰化の話について。ここ最近のiPhoneは、スマホ本体の素材をより硬質なものを採用したり、「ダイナミックアイランド」と呼ばれる技術を採用したり、カメラの性能も「ペリスコープカメラ」を導入してアップグレードする様な噂も出ていますので、こういった背景も踏まえると値上がりする可能性があり得ますよね。
今後iPhone16以降でフルモデルチェンジした場合は、さらなる値上がりの可能性があります。
フルモデルチェンジというとあまり耳馴染みのないワードになりますが、一言で言うと、iPhone15シリーズの外観やデザインを大幅に変化する事を指しています。過去のフルモデルチェンジの例を共有させていただきますと、
- iPhone6-8(画面の大型化)
- iPhoneX-11(ホームボタンの廃止とフル画面ディズプレイ)
- iPhone12-14(スマホ本体の側面のフラット化)
約3年〜4年ごとにフルモデルチェンジをしている為、今年iPhone15シリーズは周期を考えると、ちょうどそのフルモデルチェンジのタイミングになります。しかし、大きな変化といえば今回でいうと、充電端子をUSBのType-Cに一新されたくらいです。
また、これらに加えてProシリーズの128GBシリーズの廃止の話も出てきていましたが、最低ストレージが256GBからになることもなく、ラインナップがされました。
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルでの本体価格は?
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの本体価格についてです。
この4大キャリアにおけるiPhone15シリーズの値段はおおよその金額になりますが、算出する事が出来ます。Apple直の本体価格よりも、2~4万円弱上乗せした値段で販売するのがキャリア版のモデルになります。
楽天モバイルだけ、3大キャリアよりも本体価格を少し安目に設定して販売する傾向があるので、これらの傾向を踏まえた上での本体価格の金額をお伝えします。
税込価格 | iPhone15 | iPhone15 Plus | iPhone15 Pro | iPhone15 ProMax |
ドコモ | 144,800円~ | 163,800円~ | 228,800円~ | 249,800円~ |
au | 145,800円~ | 164,100円~ | 231,800円~ | 249,800円~ |
ソフトバンク | 145,200円~ | 164,100円~ | 231,800円~ | 249,800円~ |
楽天モバイル | 135,800円~ | 154,800円~ | 211,800円~ | 227,800円~ |
ドコモのiPhone15・Plus・Pro・Ultraのそれぞれの本体価格と値段
ドコモのiPhone15の価格は、iPhone15は144,800円から、iPhone15 Plusは163,800円から、iPhone15 Pro(256GB以上)は228,800円から、iPhone15 ProMax(256GB以上)は249,800円からです。
auのiPhone15・Plus・Pro・Ultraのそれぞれの本体価格と値段
auのiPhone15の価格は、iPhone15は145,200円から、iPhone15 Plusは164,100円から、iPhone15 Pro(256GB以上)は231,800円から、iPhone15 ProMax(256GB以上)は249,800円からです。
ソフトバンクのiPhone15・Plus・Pro・Ultraのそれぞれの本体価格と値段
ソフトバンクのiPhone15の価格は、iPhone15は145,200円から、iPhone15 Plusは164,100円から、iPhone15 Pro(256GB以上)は231,800円から、iPhone15 ProMax(256GB以上)は249,800円からです。
楽天モバイルのiPhone15・Plus・Pro・Ultraのそれぞれの本体価格と値段
楽天モバイルのiPhone15の価格は、iPhone15は135,800円から、iPhone15 Plusは154,800円から、iPhone15 Pro(256GB以上)は211,800円から、iPhone15 ProMax(256GB以上)は227,800円からです。
4大キャリアのiPhoneシリーズの本体価格の設定の仕方には、それぞれ特徴があります。
ドコモは、auやソフトバンクよりも少し安めに設定し、楽天モバイルは3大キャリアと比較してノーマルシリーズは1万円以上、Proシリーズは2万円以上安い本体価格での販売で売り出します。
楽天モバイルだけ、なぜここまで機種代金が安いかというと電波の質でどうしても他の会社よりも劣っている為、本体価格を安めに設定して回線ごと楽天モバイルへ乗り換えしてもらおうとするやり方を採用している為です。
そういった事情を配慮し、上記の本体価格が反映されています。
iPhone15・Plus・Pro・Ultraのスペックの違い
iPhone15シリーズのそれぞれのスペックの違いについて、まとめます。
iPhone15 | iPhone15 Plus | iPhone15 Pro | iPhone15 ProMax | |
画面サイズ | 6.1インチ | 6.7インチ | 6.1インチ | 6.7インチ |
CPU | A16 Bionic | A16 Bionic | A17 Bionic | A17 Bionic |
RAM | 6GB | 6GB | 8GB | 8GB |
ストレージ | 128GB〜 | 128GB〜 | 128GB〜 | 256GB〜 |
インカメラ | 1200万画素 | 1200万画素 | 1200万画素 | 1200万画素 |
アウトカメラ |
超広角:1200万画素
メイン:4800万画素 |
超広角:1200万画素
メイン:4800万画素 |
超広角:1200万画素
望遠:1200万画素 メイン:4800万画素 |
超広角:1200万画素
望遠:1200万画素 メイン:4800万画素 |
バッテリー容量 | 3,877mAh | 4,912mAh | 3,650mAh | 4,852mAh |
リフレッシュレート | 60Hz | 60Hz | 120Hz | 120Hz |
海外のリーク情報や歴代のiPhoneシリーズのスペックの変化を参考に作成したものになります。
大きな変化としては、ProシリーズにA17Bionicと呼ばれる最新のチップが搭載されている事とRAMの性能もアップグレードされている所でしょう。
バッテリー容量に関しては、全シリーズ増量される話があり特に15Plusに関しては歴代のiPhoneシリーズの中で、最も電池持ちする機種といえるスペックです。このスペックであれば、YouTubeやオンラインゲームを一日中見ない限りは3日に1回のペースでの充電でも足りるレベルですね。
デザインとカラーの違いは?フルモデルチェンジで折りたたみ式は不採用
画像引用:apple公式サイト
iPhone15シリーズからフルモデルチェンジされるという噂があります。これは、歴代のiPhoneシリーズが3~4年周期でフルモデルチェンジしているからです。下に噂されているデザイン変更の部分を共有しますね!
- USBのType-Cモデルに変更
- ダイナミックアイランドを全モデルに採用
- ProシリーズとUltraシリーズがボタンレスモデルに
一つ目と二つ目の変更は、かなり濃厚でしょう。二つ目のダイナミックアイランドに関してですが、これはiPhone14シリーズのProモデルに採用されているフロントディスプレイの事を指します。三つ目のボタンレスモデルについてですが、こちらは噂レベルの話になります。ProシリーズとUltraシリーズに搭載されるとの話が出ており、電源ボタンや音量ボタンが物理ボタンではなく、「感圧式」による微細な振動によって反応する様になるとの事。
これ以外にも、折りたたみ式のiPhone15が発売されるといった噂も出ています。折りたたみ式のスマホは、iPhone以外のメーカーから多数出ていて、Googleが作っているpixel foldやサムスンのGalaxy Z foldシリーズなどもそうですね。これら折りたたみ式のスマホはマニアの中ではかなり人気で、iPhoneシリーズでも度々噂になっています。またフルモデルチェンジの周期としては、iPhone15の発売時期のタイミングにちょうど重なるので、折りたたみ式iPhone15の話が出てきてもおかしくないでしょう。
しかし、結論からお伝えすると今回のシリーズに関しては折りたたみ式のiPhone15は見送りになる可能性が高いです。海外の有名リーカーの情報によると、折りたたみ式のiPhoneはまだ開発の途中でどんなに早くても2025年頃と言われています。少なくともiPhone15の発売タイミングには、間に合わないとの事。
カラーに関しては、iPhone15とPlusが5色でProとProMaxが4色です。それぞれの色を記載しておきます。
−iPhone15/Plus−
- ミッドナイト(黒)
- ミントグリーン(薄緑)
- ライトブルー(薄い青色)
- ピンク
- イエロー
- プロダクトレッド(今後増える予想)
−iPhone15Pro/Ultra−
- シルバー
- スペースブラック(黒)
- チタングレイ(灰色)
- ダークブルー(藍色)
ディスプレイ・画面サイズの違いは?iPhone14と同じサイズは?
iPhone15シリーズのディスプレイ・画面サイズの違いについてです。
こちらは14シリーズと全く一緒で、iPhone15とProに関しては6.1インチ、iPhone15PlusとProMaxに関しては6.7インチになります。フルモデルチェンジの話が出ているので、画面サイズも変わる可能性が全くない訳ではないですが、よほどの事がない限りは前作と一緒です。
カメラとメインカメラの違い?
カメラに関してはiPhone15シリーズ、全てにおいてメインカメラが4,800万画素になると言われています。
また、iPhone 15Ultraに関しては「ペリスコープカメラ」を導入すると言われています。ペリスコープカメラというと、聞き馴染みのないワードですよね。一言で利点をお伝えすると、ズームしてカメラを撮る際に、より鮮明で高画質な写真を撮りやすくしてくれるもの。
これがiPhone15 Ultraモデルにのみ搭載されるのではないか、と言われています。
CPUの違いは?全種類A16Bionicが搭載?
CPUに関してですが、こちらはiPhone15と15PlusがA16 Bionic搭載で、iPhone15ProとUltraがA17 Bionic搭載で間違いないです。
A16 BionicとA17 Bionicで性能差は少しあり、海外のリーク情報によれば「性能は10~15%向上し、消費電力は最大30%減少する」との事。
Appleが提供するCPUは、元々性能が高いものなので、A16→A17 Bionicに変更になった事による処理スピードの恩恵は、体感では感じにくいです。Appleとしては省電力に力を注いだ形になりますね。
ストレージ・メモリの違いは?ProMaxは256GBのみ?
スマホのスペック表を見ると「ストレージ」や「メモリ」、と表記される項目があります。これらが何を差しているのか分かりずらかったり、ごっちゃになりますよね。ここで、「ストレージ」と「メモリ」の違いを説明します。
- ストレージ:写真や動画、アプリなどのデータを保存する容量のこと
- メモリ:同時並行で複数の処理をする、いわゆるマルチタスク力の度合いを示すもの
ストレージは別名で「ROM」と呼ばれ、メモリは別名で「RAM」と呼ばれたりします。
ストレージが大きければ大きいほど、より沢山の写真や動画など、多くのデータを保存する事ができます。また、メモリの数値が高ければ高いほど、同時に沢山のアプリを立ち上げながらもスピードを落とさずにサクサク動かす事ができます。
iPhoneは、Androidと設計が違う為、そこまで高いメモリがなくともアプリをサクサク動かすことが出来ます。
ストレージに関してですが、iPhone14シリーズで選べる最低ストレージ数が128GB〜でした。しかし、今回のiPhone15シリーズの最低ストレージ数は、ProMaxは256GBからしか選べません。
生体認証の違いは?| FaceIDのみ?指紋認証は搭載される?
iPhoneには「生体認証」と呼ばれる機能が搭載されています。
これは、画面ロック解除に使われる機能で、Appleは2種類の方法を採用しています。「Face ID」と「指紋認証」ですね。「Face ID」は顔認証による解除で「指紋認証」は事前に登録した指の指紋をかざす事で解除する方法。「Face ID」は「iPhone SE」シリーズが長く採用され、「Face ID」はX~14シリーズまでずっと採用されています。
iPhone愛好者達からは、「Face ID」と「指紋認証」の両方を採用されたモデルをずっと待ち望んでいましたが、iPhone14シリーズまで、片方しか採用されていないモデルしか出ていません。iPhone15シリーズからは、両方が対応したモデルが発売されるのでは、という噂がありましたが今回も「Face ID」のみ対応で間違いないです。
バッテリー・充電端子は?ついにUSB Type-Cを採用
バッテリーの容量についてですが、こちらも前回のiPhone14シリーズよりも増量されると言われています。海外のメディアのリーク情報によると、iPhone15シリーズは14シリーズよりも500mAhも増えるといった話がされ、iPhone15 Plusに至っては5,000mAh弱になるとも言われています。
iPhoneの13が3,227mAhでiPhone14が3,279mAhなので、5,000mAhがかなり大容量のバッテリーを搭載しているのがわかりますね。
ちなみに、500mAhの増量がどれぐらい電池持ちに影響してくるかいまいちピンと来ないと思うので、海外のYouTuberが行っていたiPhone13と14シリーズのバッテリーテストの検証結果を共有します。
- iPhoneの12(2,815mAh)→5時間20分~6時間弱
- iPhone13(3,227mAh)→6時間〜6時間40分
これはバッテリー消費の負荷が大きいYouTubeの動画再生やマインクラフトなどのゲームなどを、休まずにずっとやり続けた際の検証結果ですが、これを見ると412mAhの増量で40分程度長持ちしているのがわかります。
たったの40分と思われるかも知れませんが、長く使っているとバッテリー持ちが劣化していくのでこの40分以上のバッテリー持ちの増加は大きいと言えます。また、最新のCPUであるA17Bionicが省電力が向上しているのも考慮すると500mAhの向上で、1時間以上の長持ちに匹敵する可能性も十分あり得ます。
次に、充電端子について。これは、iPhone15シリーズからはUSBのType-Cに変更するという噂が出ていますが、ほぼ決定です。iPhone15シリーズからUSBのType-Cへ変更になる背景としては、欧州連合のルールが関わっています。「USBのType-C統一法」というのが2024年の12月28日に法律として義務化されます。
どういう内容かというと、スマートフォンやタブレット、デジカメやヘッドフォン、携帯型ゲーム端末などの機器の充電端子を、全て「USBのType-C」に統一しなければいけないというルール。
Appleは当初、この法律に猛反対していたものの欧州連合からの圧力がかかり、もしこのルールに従わなければEU圏内でのiPhoneの販売を許可しないと言われた為、Appleも従わざるを得ない状態になり、23年9月に発売されるiPhone15からType-CのiPhoneに変更になりました。
ただ、この充電端子の変更ですが、実はあなたにもメリットがあるんですよね。充電端子がType-Cによるメリットは下記の内容にまとめました!
⚪︎充電端子がUSBのType-Cに変わる事によるメリット
- 充電速度が速くなる
- iPhoneのデータ転送速度が飛躍的に向上する
- iPhone、MacBook、iPadなどの充電ケーブルを一つに統一できる
通信方式の違いは?5Gミリ波は対応する?
iPhone12シリーズから、5G通信に対応する様になりました。
今までの4G通信から5G通信に切り替わる事による1番の変化は、飛躍的な通信速度の向上と言われています。シンプルに伝えると、5G通信を使うことで動画やオンラインゲーム、ネット検索などが高速でダウンロードされ、待ち時間が少なくなるんです。
ここ3年以内に機種変更した場合は、iPhoneが5G対応の通信方式に切り替わっている可能性が高いのですが、あなたは、5Gの恩恵を体感していますでしょうか?
実は、5Gの通信方式に切り替わったとしても、目に目えた変化を体感している方は殆どいません。
なぜかというと、iPhone12~14シリーズに採用されている5Gは「Sub6」と呼ばれる、5Gの電波の中でも遅い方の周波数しか採用していないからです。5Gには2種類あり、それぞれ「Sub6」と「ミリ波」と呼ばれています。それぞれの特徴をお伝えすると、
- Sub6:ミリ波と比べた際に電波が繋がりやすく、広範囲のカバーが得意。しかし、ミリ波よりも通信速度が遅い。
- ミリ波:「超高速・大容量」「超低遅延」「多数同時接続」を、Sub6よりも実現できる可能性をより多く持っている電波。
今までの5G対応のiPhoneは、5Gの中でも通信速度が遅い「Sub6」に対応したモデルしか発売されていません。米国製のiPhoneは、既に「ミリ波」に対応しているモデルが卸されていますが、日本版のiPhoneは、全て「ミリ波」に対応していないんですよね。
今回のiPhone15シリーズに関しては、国内のアップルファンからも「ミリ波」に対応されたモデルが卸されることを期待されていますが、結論から言うと見送りになる可能性が高いと言えます。
理由として、日本国内が「ミリ波」に対応した基地局の整備がされておらず、iPhoneの本体に「ミリ波」を施しても街中で使えない状態になってしまうんです。
そうなってしまうと、使えない機能をスマホ本体に搭載してしまう事になり、コストも嵩みます。こういった国の事情を踏まえると、まだ先の話と言えますね。
iPhone15は待つべき?iPhone14で十分?
画像引用:apple公式サイト
「今の機種を2~3年ほど使っていて、そろそろ機種変更を考えている」
「最近バッテリー持ちやストレージの空きが無くなってきたから使いづらい」
「今のiPhoneが飽きてきたから、新しいiPhoneに変えたい」
など、機種変更するにあたって色んな理由がありますよね。
iPhone14シリーズで妥協して今すぐに変えるか、それともiPhone15が発売されるまで待つべきか、正直どっちがいいのか悩むと思います。
実際、iPhone15シリーズからUSBのType-Cに変更になったり、ダイナミックアイランドのディスプレイが搭載されたりなど、フルモデルチェンジの話も出てきているので今すぐに機種変更したいけど待つべきか、と考える気持ちも凄い分かります。どうせなら、デザインが大きく変わったモデルを購入したいですよね。
指紋認証が実装されたりミリ波が搭載される可能性は低いですが、それでもiPhone15が発売されるまで待つべきである、と考える方の割合が意外と多いので、それぞれのメリットとデメリットをまとめます。
iPhone15の発売を待つべきである5個の理由
iPhone15の発売を待つべきか、もしくは今市場に出てるiPhoneのシリーズの中から選ぶか、どっちにすればいいか悩むあなた。
もしiPhone15の発売まで待った場合に、一体どんなメリットがあるのかをまとめます。大きなメリットは、全部で5つ。
- バッテリー持ちが向上したiPhoneを買うことができる
- Type-CモデルのiPhoneを使う事ができる
- カメラの画素数や性能が上がり、より綺麗な写真を取れる
- CPUの性能が上がり省電力が向上している為、電池持ちが良くなる
- iPhone14シリーズの価格が安くなる可能性がある
あなたが、バッテリー持ちが良くてかつType-Cの充電ケーブルが使えるiPhoneが欲しい場合か、型落ちモデルを安く買いたいという場合は、iPhone15の発売まで待つべきです!
知恵袋などを見ても、「iPhone15の発売まで待つべきか」と悩んでる方の多くが、
「Androidからの機種変更で、同じType-Cモデルだから充電ケーブルが一緒なので待ちたい」
「型落ちモデルのiPhoneが値下げされるかもしれないので、iPhone15の発売まで待つ」
「一回買ったら長く使うので、寿命の長いiPhoneが欲しい」
と言う質問が多かったので、この内容に当てはまるなら後もう少しだけ待ってみてください!
iPhone15を待たなくていい3個の理由
逆にiPhone15の発売まで待つべきでないケースもあります。具体的に挙げると、
- ProMaxシリーズに関しては、128GBモデルが廃止になる為、iPhone15シリーズの中から選ぶと大幅に値上がりの可能性がある
- 今使ってるiPhoneの調子が著しく悪い場合は、急に電源が付かなくなってデータも飛んでしまうリスクがある為、今すぐに機種変更するべき
- iPhone15の発売まで待ったとしても、すぐに品切れで予約待ちになる可能性がある為、機種変更するタイミングが後ろに大きくズレる可能性がある
「iPhone15の発売まで待つべきか」という知恵袋の質問に対して、質問者の方の多くが「今使ってるiPhoneの調子が悪い」「充電するとバッテリーが熱くなってしまうので、iPhone15の発売日まで持つか心配」という状態のケースが多かったんですよね。
もし、あなたがこの内容に当てはまる場合は、iPhone15の発売まで待ってしまうと、急に電源が付かなくなってデータが飛んでしまう、みたいな事が起きてしまうリスクもあるので気をつけてください。
実際に私もショップで働いていた時に60代の女性の方が、新しいiPhoneが発売されるまで待っていて、急に電源が付かなくなってしまい、結果LINEのデータから大事な写真のデータまで全て消えてしまったと言う場面を何回か見てます。
毎年、iPhoneの発売日の近くになると、こういった事が全国で起きていますので、今使ってるiPhoneの調子が悪い場合は、「iPhone15が発売されるまで、待つべきだ!」と言う考えを思い切って捨ててみたほうが良いかもしれませんね。
iPhone15のよくある質問
最後にiPhone15シリーズに対して、よくある質問をまとめました。
miniはiPhone15で復活する?
iPhone12と13のシリーズで展開されていた「mini」の復活について。結論から言うと、復活しない可能性の方が圧倒的に高いですね。理由は主にこの二つ。
- 需要が少ないから
- 「mini」シリーズの歴代の売上が悪いから
一部「mini」シリーズがどうしても欲しい、と言う声があります。ショップや電気屋さんに来るお客さんの話を聞いていると、ほぼ全員で共通するのが「手が小さいから普通のサイズだと使いにくい」という話です。
特にこれを気にされていたのが女性ですね。しかし、iPhoneを使う多くの方が外国人です。その為日本人よりも手が大きい事が多く、「mini」シリーズだと画面が小さい、バッテリー持ちが悪いといった部分が目立って、需要がなかったんですよね。
結果、iPhone12miniと13miniは共に売上が悪く、Appleとしては14シリーズから取り扱わない事になってしまいました。なので、iPhone15シリーズも「mini」の復活はないでしょう。
格安SIMで販売する可能性はある?
結論からお伝えすると、格安SIMでのiPhone15の販売はないでしょう!格安SIMの有名所で言うと、
- UQモバイル
- ワイモバイル
- マイネオ
- IIJmio
- イオンモバイル
を使ってる方が多いのですが、どの会社も型落ちモデルのiPhoneは扱っていますが、現時点での最新モデルに当たるiPhone14は取り扱っていません。なぜ、最新モデルを扱わないのでしょうか。
これは会社の立ち位置の話を踏まえると見えて来るのですが、格安SIMを使う方の殆どの理由が、「携帯料金を安くしたいから」です。このニーズが圧倒的に多いので、割高になるiPhone15とは相性が悪いんですよね。通信費も安くしたいし、機種もなるべく安く買いたいと言う方が多いので、最新のiPhoneを取り扱わず、むしろ型落ちで値下がりしているiPhoneを揃えるのが、格安SIMの考え方です。