前号322話のラストでは、ようやく研磨にバレーを楽しいと感じてもらえて日向と黒尾の嬉しそうな笑顔が印象的でした!
ゲームに対する熱意が、今後バレーにも向けられたら今以上に強敵になりそうですね。
少しづつ、でも確実に終わりの時が迫っているゴミ捨て場の決戦。
それでは今号323話”ラストバトル“の見どころをネタバレさせて頂きます。
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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ハイキュー!!323話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
瀕死の勇者への心境の変化
今号323話は、日向と研磨の回想から始まります。
日向の『えーと…バレー好き?』という質問に『うーん…別に…なんとなくやってる…嫌いじゃないけど…疲れるのとかは好きじゃない』と、答える研磨。
続くコマではそう言っていた研磨が、必死になってバレーをしている姿。
試合状況は、東根が決めて烏野が3点リード。
音駒17対烏野20点目で、音駒が2回目のタイムアウトを取ります。
研磨がポカリを片手に『瀕死の勇者を回復して戦わせて 時には戦闘不能を蘇生して戦わせて おれ これからはもうちょっと勇者にごめんねって思って戦おうと思う』と語ります。
研磨なりの心境の変化を表していて面白いですね。
それに対して黒尾と山本は『(瀕死にはさせるんだな…)』と悟り顔。
福永は『大丈夫 バレーではあんまり人死なない』と、なんとも福永らしいツッコミです。
最後の時まで
タイムアウト後、激しい攻防の中で研磨は思います。
『今、翔陽が思ってること多分おれわかる 魔王(てき)を倒すべく死にかけの勇者(じぶん)を操りながら いつも矛盾したことを考えてる まだ 死なないでよ』
まだ、まだ。そう思いながらも1点、また1点と試合は進んでいきます。
終わらないでほしいと願う
音駒20対烏野22点。
ここで影山が強気のツーアタックで得点!
それを受けて負けず嫌い研磨もツーアタックで得点します。
やられたらやり返す。まさに猫とカラスのケンカのような試合に、見ている観客がとても楽しそうです。
ドンっと踏込んだ音がするスパイクで日向が得点し、音駒21対烏野24点。
得点ボードを見上げる日向と研磨の後ろ姿。
あと1点、烏野が決めたら試合終了。
影山のサーブで始まる一瞬を誰もが緊張の面持ちで見つめます。
始まったラスト1点の攻防。
影山のサーブを山本が受けますが、烏野のコートに返り田中がダイレクトで打ちます。
それに瞬時に反応したリエーフと研磨がブロック!リエーフの手にボールが当たり、烏野のコートへ。
ブロックした際の勢いで研磨はリエーフに吹き飛ばされます。
リエーフがボールから目を離し、吹き飛ばされた研磨に声をかけたらまさかの研磨が一喝!!『バカ!!ボール!!まだ落ちてない!!』
言われたリエーフと黒尾が驚いた表情。
研磨は『終わらないでほしい』と強く願います。
ハイキュー!!323話の感想・考察
遂に、烏野がラスト1点のところまで来ましたね!
今号323話では前号322話より白熱したプレーは描かれていませんが、研磨のバレーへの想いの変化が伝わってきて胸が熱くなりました。
最後のリエーフに一喝した言葉なんて、昔の研磨が聞いたら本人も驚きそうです。
ここまで引っ張ってくれた黒尾や変わるきっかけをくれた日向に出会えた事に感謝ですね。
全体的に楽しい時が終わる前の淋しさが漂っていたと感じる今号323話でのお気に入りのシーンは、タイムアウト中に福永のツッコミに笑う研磨です。
小さいコマですが、なんだか和みました。
研磨の必死な姿も貴重ですが、吹き出す研磨も貴重ですね!
試合終了後に結果はどうであれ、満面の笑みで楽しかったと言う研磨も見てみたいです。
いよいよ次号324話でゴミ捨て場の決戦が終わってしまうのでしょうか?それとも粘りの音駒が意地を見せ、まだまだ盛り上がっていくのでしょうか?とても楽しみです!
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