前回923話では仲間を攻撃されカイドウに一撃を食らわせたあと、お玉がカイドウの手にかけられてしまったことを知ったルフィの怒りは頂点に達し、怒濤の攻撃が繰り広げられました。
カイドウはルフィのギア4状態の攻撃を全て受けましたが全くのノーダメージでした。そしてカイドウの雷鳴八卦の一撃でルフィは倒れたのでした。
最強生物カイドウ。そしてルフィが捕らわれた牢にはルフィと同じく最悪の世代と言われたあのユースタス・キャプテン・キッドの姿が。
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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ワンピース924話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
敗れたルフィ
カイドウの一撃により倒れているルフィ。カイドウの部下がルフィの息があることに驚くが、カイドウは「だろうな」と驚く様子はありません。
カイドウから少し離れた場所で、なんとかルフィを連れて逃げようとローがオペオペの能力を使おうとしますが、腕になにかが刺さり、能力の発動を阻まれます。
ローの元にやって来たホーキンスは「世界に拡がる海楼石はこの国で生まれたんだ。そんなに小さく加工できる技術者はワノ国にしかいない」と説明します。
それを聞いて腕に打ち込まれたのは小さな海楼石の釘だと気付くロー。そこへ間髪入れずホーキンスの藁備手刀(わらびでとう)が膝をついたまま立ち上がれずにいるローに襲いかかります。
もう一人の覇王色
気絶したルフィを見ながらカイドウが「不屈の闘志か、虚勢か知らねぇがさっきからずっとおれを睨みつけてきやがる」と言うと部下達の目にはただ気絶しているようにしか見えないと不思議がります。
そしてカイドウが「ブチ込んどけ。心をへし折りゃいい戦力になる」と部下に命じます。そしてワノ国の人々が海外に興味を持たぬよう瓦版には海賊とは書くなとつけ加え、立ち去ろうとします。
部下がルフィを捕らえるため触れようとした瞬間、ルフィの周りにいた人間が次々に倒れていきます。
それを遠くから見ていた酒天丸は「今のはおでん様の術!」と少し驚いた様子です。
カイドウはすぐに覇王色の覇気だと気付き、「お前もか…!キッドのガキも覇王色、何人もいらねぇんだよ、覇王なんて」と言います。
再び竜の姿に戻ったカイドウは「トラファルガーは今度だ。飲み直そう、すっかり酔いが醒めちまった」と言います。
熟々妖艶の術!
ローはホーキンスの手から逃れ、町の外の森に避難し、ベポ達やルフィのことが気がかりな様子です。
一方、博羅町のホーキンス達はローを探していたようですがもう町にいないと捜索を打ちきりました。
おこぼれ町ではケガをした町のおじいさんがせっかく貰った食糧を駄目にしたことをルフィ太郎さんに謝りたいと言っています。
そのおじいさんをお鶴が手当てながら「町が襲われた事に責任を感じてなきゃいいねぇ。優しい人だもの」と話します。
そのお鶴を物陰から見守る錦えもん。おでん様の志を成し遂げるまでは!とお鶴に会いたい気持ちを抑えます。
そんな錦えもんの後ろで走る人影に気づきました。酒天丸です。しかし、それを見た錦えもんはアシュラ童子!!と驚きます。
おでん城跡に戻ったお菊は大きな穴を覗き込み皆の無事を確認します。しのぶの熟々妖艶の術によって全員助かったのです。
しのぶの術によって空いた大きな穴の中から女性陣のみ先に助け出し満足気なサンジ。穴の中から俺たちも助けんかい!と抗議の声が。
しのぶが「わたすの熟々妖艶の術はあらゆる物を熟れさせるのよ。フフフ」と説明すると「そう!しのちゃんの触れたものは何でも腐るんです」悪気のないお菊の解説に「言葉のあや!!」と突っ込むしのぶ。
全員無事に助かったところで、お菊が「状況なんですが…心して聞いてください」と言います。
号外!ルフィ太郎の大立ち回り!
倒れているお玉を発見したイヌアラシ達は息があることを確認し、近くの林の中で手当てをすることに。
お玉を抱えたイヌアラシは「こんな幼子を…カイドウ!」とカイドウの非道さに怒りを覚えます。
そしてルフィの九里での大立ち回りは瓦版で号外として配られ、ワノ国中に知れ渡り、当然ながらワノ国で各々の役割を果たしていたフランキー、ロビン、ウソップもその号外を目にし「は!!?」と全員が度肝を抜かれます。
船に乗船し、呑気にわさび寿司を楽しんでいたゾロも号外を目にし、わさび寿司を口から吹き出すほど驚きます。
囚われのキッドとルフィ
そして翌日、ワノ国兎丼(うどん)では労働者達が休むことなく鉄を打ち続けています。看守が「お前らの命はオロチ様のもの!生きたくば鉄を打て!休みたくば殺してやる!」と言い、まるで奴隷のような扱いをしています。
そして檻の前で毒魚を持った男が、檻のなかに何がいるのかと別の男に尋ねますが、尋ねられた男も知りません。
ただ、「一日一匹毒魚を与える」「魚の骨は抜いてやる」という決まりがあり、毒魚は処刑のつもりで与えていたのだが生き延びているらしいのです。
そして、捕らえられたルフィが入って来るなり、よく来た新入り!覚悟しろ!などと看守達が囃し立てます。
看守の一人がルフィに向かって「なんて目だ!イジメ倒して光を失わせてやる」と言うとルフィが看守をギロッ!と睨めつけます。
「何だ!?コイツ看守のおれらを睨んだぞ!」と言う男の喉に、毒魚が運ばれていた檻のなかから魚の骨が飛んで来てドスッと刺さります。
「バカ野郎!魚の骨を抜かずに与えたのか!!」騒ぐ看守達。檻の中から鋭い眼光が光りますが、中になにがいるのかその場の誰も知らないのです。
そして檻に入れられるルフィ。なんと隣の牢にはなんとキッドが捕らわれています。看守に「まずは入ってろ、心が折れてカイドウ様に服従を誓うまでな!」と言われます。
二人は眼光鋭く『覚えてろ…カイドウ…!!』と口にします。その時、狐の面をつけた芸者の様な女が三味線を弾きながらルフィ達の牢に近づいてきます。
その姿に気付いたルフィとキッド。ルフィはその姿を見て「あ、お前…」と言ったところで幕は下り、ワノ国第一幕完となりました。
ワンピース924話の感想・考察
ルフィの覇王色
気を失ったあともカイドウを睨み付け、カイドウの部下達を覇王色の覇気で次々と気絶させました。以前より覇気の力が強くなっているような気がしますね。
この敗北を乗り越えて更に強くなることを期待出来そうです。
ワノ国の技術力
ホーキンスがローに放った海楼石の釘はかなり小さいものでした。ローも聞いたことがないと言っていましたし、海楼石をあのように小さく加工できるワノ国の技術は相当なもののようです。
やはり刀鍛冶などの技術のお陰でしょうか?この辺の技術力にカイドウは目をつけたのだと考えられますね。この技術でどんな武器を作っているのでしょうか。
しのぶの術は純粋に忍術?
しのぶの熟々妖艶の術のお陰でおでん城に残っていたナミ達は皆助かりました。何でも腐らしてしまう熟々妖艶の術、強力な術ですが、もしかしたらジュクジュクの実?の能力の可能性も捨てきれませんね。
檻の中の正体
毒魚が運ばれる檻の中の正体は看守の誰も知りませんでした。しかし、処刑の為の毒魚で生き延びることの出来る強さ、そして誰も正体を知らないのは相当昔から投獄されているからではないか?
その二つから考えると錦えもんが探している「河待」か「傳ジロー」が二十年前にオロチの手によって捕まったのではないだろうか?
キッドとルフィ
ルフィの入れられた檻の隣にはキッドの姿がありました。どういった経緯でカイドウにやられてしまったのか?
そしてこれからルフィとローのようにキッドも同盟を組んで戦うこともあり得そうです。
最後に謎の芸者が近付いてきて第一幕 完。となってしまいましたが、ルフィのセリフから知っている者のようですね。あの芸者はロビンなのでしょうか?
925話からワノ国第二幕が始まるはずですが、キッドの登場により最悪の世代達がどう立ち回っていくのか楽しみですね。
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