ソーマは第二の門の課題に対し、牛肉を使ったすき焼き御膳を提出しましたが、足し算にしかなっていないと否定されてしまいました。その一方で、司が出した品はチキンと牛肉がうまく掛け合わされ、調和していたデミグラスソースで味わうビーフ＆チキンの競演という品を提出し、587ドルという評価を出しました。この品を見たソーマはある品を思い出し、提出しようと考えます。
さて、288話ではソーマが思い出した品が判明し、料理に対する審判がはじまります！
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください！
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食戟のソーマ288話のあらすじ（注：ネタバレ・画バレあり）
司瑛士への注目度
ソーマが審査へ出す品を思案している時、司は、一人課題に対して出された対価の処理に戸惑っていました。その司は287話で報道陣に囲まれ、注目されていることが判明していましたが、288話でもコンビニの雑誌コーナーにある料理に関する書籍の中には司を特集した記事が沢山掲載されていました。
そして、審査員が期待する以上の答えを出してきたことに、審査員も驚きを隠せない様子でした。
また、この試練の難しさには、食材の掛け算だけでなく、味のバランスが整っている加工済みの食品をどうやって飛びぬけたものに加工するかという難しさがありました。これに対してソーマは尚も定食屋メニューで挑もうとしていました。
ソーマの出した品
ソーマはコンビニの商品を大量に買い込んで、料理を作成し始めました。それは、メイン食材となるようなものがあるようには見えないバラバラな商品をかたっぱしから開封して調理していくソーマの姿でした。その先に出来上がったソーマの品とは、おせち料理でした。
しかし、審査員は「つけ焼き刃ね」とソーマを一蹴します。それは通常、一流和食のおせち料理とは厳選された食材を数週間掛けて仕込み、調理するものだからでした。そして、その言葉は、一口食べたところで変わりませんでした。審査員は前回出したものと変わらない、掛け算が出来ていないとまたもダメ出ししていましたが、2品目を食べた時から審査員は言葉を発さずに料理にがっついていました。
最も自由なコース料理
ソーマが作ったおせち料理は単なるおせち料理ではなく、どの料理から食べ進めてもどの順番で食べても調和するように、次のおかずが欲しくなるように計算されていました。
これを食べた審査員は規定ルート無きコースであり、最も自由なコース料理だと驚いていました。
ソーマによると、これができたのは、コンビニ食材だからだとのことでした。通常、おせち料理は何日も仕込みや調理に時間がかかるため、出来上がりまでに時間がかかってしまいますが、コンビニ食材であれば、すでに仕込み、加熱、調味も終わっているため作業量が抑えられたとのことでした。
つまり、ソーマは食材同士の掛け算を使用することなく、食材同士、おかず同士の足し算を用いて強引に試練に挑み、ついに審査員から合格をもぎ取ったのでした。
食戟のソーマ288話の感想・考察
ソーマのおせち料理
今回のお話で、ソーマが出した料理が明確になりましたが、掛け算と調和を見る試練で、足し算をごり押していくところ流石ソーマだなぁ、負けず嫌いがこんなところにも顔を出すことでソーマらしさを感じることができました。
でも、コンビニ食材でおせちまでできてしまうということは、今のコンビニはそれだけなんでもあるということなのでしょうか。正直黒豆とかどうしたんだろうとかとても気になっています。単行本の方でコンビニおせちの作り方を出してくれると今年のおせちを作るのに楽が出来るんじゃないかと、森崎先生に期待をしてみたいと思います。
第二の試練でのお金
今回のお話でも司はとても司らしい姿をみせてくれましたね。私は、料理をしている時の司と比べて、料理をしていないときのおどおどした司のほうが、人間味があって好きですね。そのギャップ感がとても乙女心をくすぐられる感じがします。
その司くんは、お金の処理に困っていましたが、他の合格した料理人達もお金の金額がそれぞれ違っていました。
これは何か理由があるのではないかと推測しています。おそらくは、第3の門、もしくは最終対決で食材購入とかに使われるのではと思っていますが、第3の門から出場する朝陽達はどうなるのでしょか、シードの人は使い放題とかだと、分が悪すぎるのでそうならないことを切に願います。
やっと第二の門での合格をつかんだソーマ。田所ちゃんや、タクミの運命はどうなったのか、ソーマの料理の金額は？等気になることが沢山ありますが、次回のお話を一読者として楽しみにしたいと思います。
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