ミネルヴァは仲間と共に食用児の解放と、農園の破壊を行っていました。
エマ達はミネルヴァが示す“ライオンのあご”へと旅立ちました。旅の途中、年少組の子供達の成長が描かれます。
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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約束のネバーランド114話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
成長
ミネルヴァの暗号が示す“ライオンのあご”へ向け出発したエマ達。
10日くらいで到着すると予想しましたが、思っていたより進みません。
大人数での移動や、年少者がいること。
何より鬼だけじゃなくラートリー家にも警戒しなければならない緊張からくる疲労。
そしてカメラがあることで一秒たりとも休まりません。
エマは家族をこれ以上失わないために休むもんかと気負います。
季節の違いからか食料が少ししか集まりません。
エマはまた探しに行くことにしましたが、年少の子供達が一緒に探しに行かせてと言います。
キノコを取るのに迷うエマとドンですが、子供達は簡単に沢山のキノコを集めます。
一箇所からとるとバレやすくなるからダメだと。
イベットは足跡を探していました。
その時、サルの鳴き声が聞こえて子供達が走り出します。
サルを食べるのかと驚くドンですが、動物は食べ物のある場所を知っていると言います。
サルが食べる物は人間も大抵食べられるとユーゴに教わったのです。
予想は当たりサルと食べ物を見つけることが出来ます。
集められた沢山の食べ物に驚くエマ達。
何十人分の食料調達は自分達の方が得意かなと笑うジェミマ。
この2年 私達 色んなことができるようになったんだよ
旅もへっちゃらだと。
全員ユーゴとルーカスの弟子だと。
だからしんどかったらエマ達も休んでいいのだと子供達は伝えます。
自分達が旅をしていた1年ちょっとの間に年少の子供達も成長していたことに気付いたエマ。
ユーゴの「お前なら、お前達なら」という言葉を思い出します。
自分達ならどんな大変な旅だって大丈夫だと思うのでした。
気づかされたこと
出発して8日。
10日で到着は難しそうですが全員無事で生きていることに安心します。
クリスとドミニクだけはケガの具合が心配ですが、鬼やラートリー家を上手く避けて来れていて、1日2日の誤差で目的地に着けそうと言うエマ。
エマは本当は不安もいっぱいだったとレイに言います。そしてレイもだろうと。
シェルター、支援者、ユーゴ達を失って本当に大丈夫なのか。
フィルは無事なのか、あと2か月も時間はあるのか、今すぐ助けに向かうべきなんじゃないか、でも今の私に何ができるのか。
考えれば考えるほど不安になって焦っていましたが、子供達に気づかされました。
そんな時こそまず目の前のことからクリアしていくんだと。
不安になったって世界は何一つ変わらない
できることから、すべきことから一つずつ
それが道になっていくんだからと。
その時鬼の気配を感じ走り出すエマ、レイ、ドン。
向かった先には野良鬼に囲まれている二人の人間の姿がありました。
約束のネバーランド話の感想・考察
年少組の成長が見られる回でした。
今まで描かれることのほとんどなかった子供達も、ちゃんと成長していたんだと思うと嬉しかったです。
エマ達年長組を思いやる姿は脱走したばかりの頃とは違い、すごく頼もしく思いました。
ユーゴとルーカスの弟子だと言ったのも、二人の死を受け止め、乗り越えている証のようです。
年長組が年少組を守るだけでなく、お互いに支え合っているのは良い関係性です。
最後に現れたのは、ミネルヴァさんの所にいる人間でしょうか。
それともエマ達のように自分で脱走したのでしょうか。
いずれにしろ目的地も近くなっているので、ここからは人間同士の関わりが多くなってくるはずです。
エマ達は“約束”を変えるという比較的平和な解決方法を考えていますが、ミネルヴァは破壊。
やはりこの辺りは今後の展開に響いてくるのか気になります。
ゴールディ・ポンドにいた子供達はミネルヴァの意見に賛成するかもしれませんし、そうすると今の仲間がバラバラになることも考えられます。
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