前号328話のラストは狢坂セッター臼利の策略なのか、梟谷の攻撃がいきなりブロックされてしまいました。
木兎も赤葦が最初の攻撃にセンターを使うのは予想していなかったようで、狢坂は相当梟谷を研究しているという事でしょうか?
予想外の立ち上がりですが、まだまだ序盤ですのでこれから巻き返して欲しいです!
それでは今号329話“全国三大エース”の見どころをネタバレさせて頂きます!
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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【ハイキュー!!】329話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
パワー系エース
桐生のスパイクが決まり、(狢坂)3対(梟谷)2。
応援席から試合を見ている研磨や黒尾達は桐生のスパイクを分析しています。
黒尾いわく狢坂はフィジカルトレーニングに力をいれているようで、桐生はパワーもありますがジャンプ力もあるようです。
山本が雑誌で読んだ記事によると、桐生は打ち方も利き腕にできるだけ体重を乗せる打ち方を意識し、普通より左に傾いているそうです。
黒尾達の見解では桐生はコースを精密に打ち分けるパワー重視型の”ブッ放す系”の選手だそうです。
「高さとパワー」を兼ね揃える桐生、しかしそれだけではないと黒尾は感じたようです。
心に決めた決意
桐生が中学2年の大会時の回想に入ります。
中学生の頃から桐生は活躍している選手のようで、チームの選手からの信頼も厚い様子。
次の試合相手は同じく中学生の頃から活躍し、烏野を苦しめた牛島率いる白鳥沢との対戦です。
どちらも注目の選手なので、当然試合では執拗にブロッカーにマークされ、桐生はブロックを意識しすぎて、スパイクが決まらなくなります。
それが引き金になったのか、チームのセッターが「行け!!」とセットアップしてくれたトスを打たずオーバーで返し白鳥沢のチャンスボールになってしまいました。
結果は白鳥沢に負けてしまったようで、牛島は崖っぷちに立っても「エース」だったが自分はどうだったか?と思い悩む桐生。
チームの選手は桐生に頼り過ぎたと桐生を責めるのではなく、「ごめん」と謝ります。
その言葉に桐生は泣きながら『全部呼ぶけん 全部打つけん』と言い、心の中で『謝らんでくれ』と願うのでした。
そして生まれた怪物
回想が終わり、梟谷との対戦に戻ります。
桐生は二段トスのボールが低いと感じたので、助走を一歩助走にし強烈なスパイクを打ちました。
テレビのアナウンサーが桐生の先程の一歩助走の解説。
普通なら返すだけで精一杯になったりするようなトスとしては不十分なトスにも桐生は合わせ、そしてパワーで点を捥ぎ取る器用さと強引さが混在した選手だと評価します。
現在の桐生は打ちやすいボールでは無くてもどんなボールでも得点に変えてみせる”悪球打ちの桐生”と呼ばれるそうです。
またしても打ちにくいトスを一歩助走で強烈なスパイクを打つ桐生。
スパイクは木兎の正面ですが、前に出過ぎたようでアンダーが出来ず胸でレシーブ!
そして自分でナイスレシーブ!!!と叫ぶ木兎に、突っ込まずにはいられない梟谷メンバーでした。
【ハイキュー!!】329話の感想・考察
強面な桐生ですが、とても芯のある選手だと今号329話を読んで感じました。
東根もでしたが、やはりエースとして一度はぶつかる壁なのでしょう。
久々に登場した牛島は中学生でもオーラがありましたが、彼も壁にぶつかった時があるのでしょうか?
稲荷崎の双子も回想に登場していましたが、こちらは相変わらず兄弟ケンカしており和みました。
そして桐生が”全部打つ”と心に決め、現在では”悪球打ち”の異名をもつ程努力してきた事が伝わってきて感動してジーンときたところに木兎の胸でレシーブに全部持っていかれました。
本当に木兎は良いキャラしてます!
間髪入れずにツッコミを入れる梟谷メンバーもさすがですね。
試合状況は梟谷が負けている状況ですが、次号330話で巻き返すと期待しましょう!
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