前号330話では、狢坂の対木兎シフトや臼利に攻撃が読まれて得点を6点差も広げられてしまいました。
バレーボールは得点を5点差つけられると逆転が難しいそうなので、梟谷にとって厳しい状況。
臼利に攻撃が読まれた赤葦の動揺は相当なものに感じましたが、なんとか立て直して欲しいですね。
このまま1セット目は狢坂に取られてしまうのでしょうか?
必見の今号331話“エースのめざめ”の見どころをネタバレさせて頂きます!
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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【ハイキュー!!】331話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
”スター”と出会って
赤葦が中学3年生の頃の回想。
まるで前の月島のように、バレーは好きでも嫌いでもなくただ言われた事を一生懸命やったと語る赤葦。
意外にも進学する高校は梟谷と雀丘という高校で迷っていたそうです。
友達に誘われ、見に行った高校生の試合で初めて木兎をみて赤葦は『…漠然と”スター”だと思った』ようです。
そして梟谷に入学し、色々な壁を乗り越えて今のような関係を築きました。
赤葦は『誰が何と言おうと 今 俺達が世界の主役』『確かな大志を抱いて梟谷へ来たわけじゃない 梟谷に来れて良かった』と思うのでした。
巧妙な策略
回想が終わり、赤葦はツーアタックでの失点は大罪だと自分を責め、この試合を3年生最後の試合にはさせないと気を引き締めます。
臼利が赤葦のツーアタックに真っ先に気付いた点や2回目に打ったサーブを見て、研磨が1発目の狢坂のブロックを解説しました。
研磨いわく、臼利は赤葦が木兎を敢えて使わない事を予想してブロックを速攻に絞らせ、より速攻を使いやすい状況を作る為1回目のサーブはわざと力を抜き、梟谷の出鼻と赤葦のメンタルを折るための誘いのサーブだったようです。
臼利の心情の描写もあり意図的な策略だと解りました。
めざめた梟谷のエース
臼利の策略にハマりいつもの調子が出せない赤葦。
速攻攻撃を使う際、ブロックを気にしすぎて低く上げてしまったトスを臼利がわざと同じ攻撃でこれがお手本というようにトスをあげ赤葦をさらに動揺させます。
また嫌な流れが…と思いましたが木兎の活躍で点を勝ち取りました。
しかしまだ点差は5点差。木兎の攻撃に狢坂は変わらず対木兎シフトで対応します。
木兎も狢坂が、インナースパイクを狙っている事に気付いていましたが敢えて打ったのは超インナースパイク!
狙っていたにも関わらず、狢坂のリベロが反応出来ない凄いスパイクに皆呆然。
そして木兎は『俺は今まで「皆のおかげのエース」だったけど あと何日かでお前らとはお別れだからいい加減 ただのエースになるよ』と宣言しました。
【ハイキュー!!】331話の感想・考察
ようやく臼利がどういう選手か分かりましたね!
白鳥沢の天童のような本能的に攻撃が分かる選手ではなく、どちらかと言えば研磨のような罠を張って仕掛けてくる選手のようです。
このコマで研磨が『やな事するよね…』と言っていましたが、黒尾や山本の「お前が言うのか…」って無言で訴えてるように感じました。
確かに研磨がゴミ捨て場の決戦の時に日向に仕掛けていた罠の方がやられるとストレス溜まりそうですし、やな事ですね。
赤葦はあまりミスってもすぐ修正できると思ってましたが、やはりこの試合を3年生最後の試合にはさせないというプレッシャーで余計に臼利の罠にハマり焦っているのが読んでいて前号330話に引き続き心苦しかったです。
しかし今号331話で期待通り、木兎が気持ちの良い一発を放ってくれました!!
そして木兎の『ただのエースになる』宣言。
今まで自由奔放だった木兎がどう変わっていくのでしょうか!?
次号332話から梟谷の反撃の予感!1セット目はどちらが勝ち取るのか楽しみです!
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