前回の291話では、ノワール達が次々と牛肉を調理し、異能と言っても過言ではないほどの調理法を見せつけて、第三の門のスペシャリテ級の料理を出すことという課題をクリアしていきます。
しかし、そのノワール達の作った料理を食べた表の料理人達は、敵うはずがないとあきらめてしまいます。しかし、表の料理人の中でも遠月からの参加者である、司、田所、タクミ、ソーマは違い、課題に挑もうとしていました。
今回の292話では司、田所、タクミが第3の門の課題に挑み、その異能の片鱗を見せつける所からお話が始まります。
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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食戟のソーマ292話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
司と田所の異能
冒頭にて仙左衛門は遠月生の異能とは、学園で磨かれる技が昇華したものであるとの見解を示していました。
司はスペシャリテを作成するのに細長い、剣のようなグレーダーを用いて肉を下すことで、食材とより深く対話し、最高の品を作り上げようとしていました。
また、田所はオーブンで肉に均一に火入れを行った後、じっくり熱を入れるのかと思いきや、肉をカットし、ボタンのように盛ることで、さらに肉の魅力を跳ね上げる技を見せたのでした。
これは田所が世界各国を回る中で諸外国の人にも和食を食べてもらえるように工夫した結果、美味しさを増大させる能力を得たのでした。
タクミとソーマの異能
タクミは遠月1年の秋の選抜時に味わった挫折を胸に、雪辱を果たすべく半月型の包丁、メッザルーナを用いた調理法を研ぎ澄ませてきた様子でした。
その刃からもたらされる料理は異能の域まで昇華しているとのことでした。
そんな中、ソーマは未だに立ち尽くしていました。そのころBLUEの様子を仙左衛門と共に遠くから見ていた城一郎は、仙左衛門からソーマの異能について聞かれていました。
城一郎の答えは定食屋のせがれにあるわけないでした。
そんな奴が普通はノワールと渡り合えるわけがないと言いますが、城一郎はソーマが普通じゃないことを知っているような口ぶりでした。
城郭本丸本戦
第3の門の試練が終了し、最後の門が開け放たれたその先は本丸城郭のバトルフロアでした。ここには異能と呼ぶべき技を持った料理人のみしか立ち入れない神聖な場所でした。
また、今年の大会から、ノワールも参加しているため、本大会の注目度は高く、バトルフロアは大勢の観客で満席となっていました。
本丸の会場からは試験制ではなく、各々の料理人が直接対決する形式となる中、注目の第一試合のコールがなされました。
そのカードとは、女軍曹サーシェ対ソーマでした。次回293話ではソーマはどんな料理でノワールに向かっていくのか、楽しみにしたいと思います。
食戟のソーマ292話の感想・考察
城一郎と仙左衛門
今回から解説のような位置づけとして、仙左衛門と、城一郎が出てきました。ここで、仙左衛門が出てくるということは、仙左衛門がブックマスター説は消えてしまいましたね。
では、ブックマスターとは誰なんでしょうか。私の現時点での予想としては、えりな母がまだ登場していないため、その可能性もあるかなぁと考えています。
ブックマスターが女性なら、姿を見られたくないのも分かりますし、しゃべり方が仙左衛門と似ていることのもつ図妻が合うとも感じました。いったいどんなお姿なのか楽しみにしたいですね!
また、城一郎も仙左衛門と共に観戦していましたが、ソーマの異能を見抜いている様子でした。さすが親子というべきなのでしょうか、異能の形も城一郎とにているのではないかと予想しています。
遠月生の異能
ブックマスターが言う異能とは、まだ見ぬ品を作り出すことにあることでした。
その力を異能というのであれば、遠月生はだいぶ昔から異能の技を持つものを輩出し続けてきたことになるため、ブックマスターもその異能の作品を食べていると思いました。
ですが、同じ皿ばかりということは、遠月が開発した品はなじんでしまっているのでしょうか。私は司達からの世代が特別であるのではないかと思っています。
特にソーマ達の世代は玉の世代と言わしめた学年でもあるため、異能がそろっているのかもしれません。
今回の292話ではソーマの異能は明らかになりませんでしたが、次回のサーシェとの闘い、また、才波朝陽との戦いで徐々に明らかになるのではないかと思っています。今後のお話も楽しみにしたいですね。
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