前回87話では杠たち手工芸チームの活躍により、気球に必要な大量の麻布と大量の軍資金を手に入れた千空たち。
この88話ではついに気球が完成し、その乗組員を決める様子が主な話です。
この時代に生まれた科学使いクロムの熱い思いが伝わってきます。
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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ドクターストーン88話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
気球完成!!
電話で空を飛ぶ乗り物を作っていると聞き慌てて石神村を飛び出すクロム。
千空は、様々な条件を計算し気球の大きさと定員が3名であることを決めます。
多くの人間の協力によりついに完成した気球。
手玉に取られる龍水
3人のうち1人目は仕組みを知る千空に決まります。
2人目は風のプロである龍水が適任ですが、ぼったくられないように一計を案じる幻。
トランプの中に2枚のジョーカーがあり、それを引いた人間が気球に乗る人間だといいます。
偶然を装ってタダでやらせようとしてると考えた龍水は100万ドラゴを要求しますが、引いたカードはジョーカーではありませんでした。
ジョーカーの一枚目を引いたのは幻で、龍水の目の前でこのカードが新世界で人類初の飛行者となれるプラチナチケットであるとわざとらしく話します。
その話を聞いた龍水は逆に大金を幻にはらってジョーカーのカードを買いました。
クロムの意地
ラスト1人を決めようとしたとき、クロムが到着しました。
いろいろなことを千空から聞いて知ったクロムでしたが自分の目で見てみたいと話します。
そんなクロムの思いを聞いた幻は、フォーシングをつかってクロムにジョーカーを引かせます。
大空へ
夜明け前、いよいよ気球で3人は上空に上がっていきます。
地上はまだ暗いのに自分たちには日が当たっていることを疑問に思うクロム。
千空が上空では地上よりも日の出が少し早いことを教えます。
この現象から世界が丸いことを確認し感動するクロム。
千空たちも地球の裏側に行くという気持ちを新たにします。
ドクターストーン88話の感想・考察
クロムの熱さ
現代人にとっては当たり前のことでもクロムにとってはただ聞いただけの話であり、自分の目で見てみたいという気持ちがあったのだと思います。
この好奇心や探求心は、すでに様々な知識を持っている現代人にはなかなか無いものだと思います。そして、これらの気持ちは科学を学ぶ人間にとって非常に大切なものであるはずです。
これからも科学使いとしてのクロムの成長が楽しみです。
気球による油田探索
油田というと既に人工の掘削施設ができているものしか見たことがないのですが、静岡の油田はそのような施設があったのでしょうか。仮にあったとしても時間がたちすぎて建築物はなくなっている気がします。
上空から油田を探す場合、油田の周りは油によって周辺の植物が育たないなど上空から見てわかる変化があるのか気になります。
いよいよ油田を本格的に探せるようになり、燃料調達に1歩近づいた気がします。油田を見つけた後も精製や運搬など問題がたくさんありそうな気がしますが千空がどのように解決するか楽しみです。
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