前号333話では、監督の言葉やベンチに下がりコートの外から試合を見て”いつも通り”の自分に戻れた赤葦。
1セット目は狢坂が取りましたので、梟谷はもう後がなく踏ん張りどころですのでここから頑張って欲しいです。
依然として絶好調の木兎が頼もしいですが、狢坂エースの桐生も壁を乗り越えてここまで登ってきた強者ですので気は抜けないですね!
それでは今号334話”ネガティブ限界突破”の見どころをネタバレさせて頂きます!
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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【ハイキュー!!】334話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
取り戻したフクロウ
自分のすべき事だけを考え、冷静さを取り戻した赤葦。
狢坂からのサーブでレシーブが乱されましたが、木葉がタダでは狢坂に返さず、上手く桐生にボールを取らせました。
赤葦はその状況から瞬時に狢坂の攻撃パターンを読み、的確に動きます。
守備だけではなく攻撃面でも”いつも通り”、木兎いわく最高のトスをスパイカーに供給しました。
輝く”スター”
木兎が狢坂にダイレクトでスパイクを決め、2セット目もいつの間にか終盤で(狢坂)22対(梟谷)23。
観客達は絶好調の木兎に魅了され木兎のサーブ時に、会場中から「木兎コール」が沸き起こりました!
サーブに手拍子は稲荷崎の応援団が烏野の邪魔のためにやってたので、戸美の大将は味方にやってどうするとツッコミます。
赤葦は『俺の時はやめてほしいけど木兎さんなら追い風には全部乗る』と予想。
赤葦の予想通り木兎は、目をキラキラさせて『世界が!!!俺に加勢している!!!』と、観客達のコールに強烈なジャンプサーブで応えました。
背中を押してくれる強者たちへ
観客達を巻き込み勢いに乗る木兎に気圧される狢坂。
桐生のスパイクを梟谷が止め、第2セットは(狢坂)22対(梟谷)25で梟谷が取りました。
先程の歓声や期待、仲間の鼓舞もプレッシャーに感じる桐生にとって木兎光太郎はこわい存在。
桐生は『怯えも 焦りもなく ただ自分の身体を思うまま操る 「楽しい」こそが「最強」なんや』と木兎の事を険しい表情でそう称えるとチームメイトの猯は『わかる!!!「かわいいは正義!みたいな感じやろ!!』と返答。
一瞬ぽかんとした桐生に、猯は続けて『残念ながらお前は「かわいい」にはなれんちゃけど 「楽しい」は作れる!! きっちい筋トレと練習次第で!!! お前は全部やってきたけんな』と言い、桐生は感心したように『お前らは強ぇなあ』と呟きます。
第3セットが始まり、コートに入った桐生の頭に”プレッシャー”という言葉が浮かびましたが『はっ 弱ぇくせに何を一丁前に』と笑い飛ばします。
桐生は『自分に自信など全くない でも 仲間に恵まれた自信はある 強い仲間がそこまで言っちくれる 逃げ出すくらいなら自惚れろ』と不敵な笑みを見せ、木兎に宣戦布告の様に第3セット初得点を取りました。
【ハイキュー!!】334話の感想・考察
木兎のスター性が惜しみなく発揮された回でしたね!
スポーツだけでなく最初はただ楽しくて何かやり始めた事が、いつの間にかプレッシャーに押しつぶされ苦しくなる事は多いと思います。
木兎のようにプレッシャーではなく自分の力に変える事が出来る人が、桐生のいう「最強」で赤葦が木兎を一目で見て感じた「スター」なんでしょうね。
そういう面では白鳥沢の牛若もなんですが、もう一つ木兎は「愛されキャラ」でもありますから観客のこの盛り上がりも頷けます。
桐生のナイーブな面が描かれ少し重い空気が流れた狢坂でしたが、見事に猯が吹き飛ばしてくれました!
そしてそんな猯とナイスコンビな雲南。臼利の影響で狢坂ってちょっと不気味なチームと勝手な印象を抱いていましたが、なんだか楽しそうと感じました。
あっという間に狢坂対梟谷戦も終盤になりました。
魔の3日目と言われるだけあり、何が起こるかまだまだ分かりませんので今後も見守っていきましょう!!
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