前回930話では遂にルフィを追ってビック・マムがワノ国に侵入してきました。正面突破してきたビック・マム海賊団にカイドウの部下達は苦戦しますがキングの一撃でビック・マム海賊団は海に沈んでしまいます。
そしてサンジをあぶり出すために無関係の人を巻き込むページワンの前にレイドスーツを手にしたサンジが出ていきます。
931話ではサンジの長年の夢が叶います。そして海に沈んだビック・マムはなんと記憶を失ってしまいます。
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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ワンピース931話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
ステルス・ブラック
ページワンと対峙しながらレイドスーツを取り出し「変身するにゃおあつらえ向きだろう」と話すサンジ。物陰からローが「町なんか放っときゃいいものを」とため息をつきます。
「四皇との戦いだ…意地はって人を救えねぇ状況もあるかも知れねぇ。プライド捨てりゃ救える命もあるかもしれねぇ。もしこいつにそんな力があるのならな!」サンジはそう言うとレイドスーツを腹にセットします。
「こんなもの身につけたくらいでおれは「ジェルマ」には成り下がらねぇ!試すくらいしてやるよ!」レイドスーツが回り始め、効果音とともに変身が始まります。
変身に驚くウソップとフランキー。二人の目が輝きます。変身が終わるといつの間にか屋根の上に移動していたサンジ。「なぜ屋根の上に!」と驚くぺージワン。
そしてローも驚きます。「なぜ奴があのスーツを持ってる!アレは間違いなく「悪の軍団ジェルマ66」のNo.3!ステルス・ブラック!」と解説するロー。
「何でお前が詳しいんだよ!」とツッコむサンジに「ノースブルーの常識だ!」とロー。「知るか!おれを二度とそう呼ぶな!」「おれは正当な読者。ジェルマが嫌いだった」と話すローに「おれもだよ!!」とキレ気味のサンジ。
ページワンが「ただのそば屋じゃなかったか。名乗れ!」と聞くとサンジは「おそばマスク」と答えます。それを聞いたウソップ達は「最悪だー改名してくれー!」「命名権を俺達にくれー!」と訴えますが無視されます。
「行くぞトカゲ!」とサンジが踏み込むとかかとの加速装置が起動します。サンジが跳ぶと同時にページワンが屋根ごと噛み付いて来ますがサンジはおらず、サンジの姿はどこにもありません「ん~!?何だどこへ…消えた?」
するとどこからか鋭い攻撃がページワンの腹にヒットします。見ていたウソップ達の目にも攻撃したサンジの姿は見えませんでした。「速すぎて見えねぇ!」とフランキーも驚きます。
「違う、昔新聞に載っていた。絵物語「海の戦士ソラ」そこへ敵対する悪の軍団「ジェルマ66」そのメンバーステルス・ブラックは姿を消せる厄介な戦闘員!」と読者のローが説明します。
スー…と姿を現すサンジ。ページワンは倒れます。さらに「全身に背景を投影し目に映らなくなる!」と解説するローに「詳しすぎだろ!」とウソップがツッコミます。
サンジは自分の体が消えたことに驚きます。透明人間になることは長年のサンジの夢でした。それが皮肉なことに大嫌いだったジェルマの力で叶ったのです。
マントは盾、かかとに加速装置、足の裏に浮遊装置、そして透過。これがサンジのレイドスーツの力です。
ページワンが「透明人間?いよいよ怪しいな…てめぇ一体どこのどいつだ!しっぽを出しやがれ!」と言いながら鋭い爪で襲ってきます。蹴りで受け止めるも吹き飛ばされてしまいます。
その威力にローも「さすがは古代種」と感心します。かなり遠くに吹き飛ばされたサンジでしたがマントの耐久性のおかげで無事でした。
ページワンは「さて死体を狂死郎親分に届けようか」とサンジを仕留めたつもりです。その間にローとウソップ、フランキーはその場から逃げます。
そしてサンジはマントの力で遥か上空におり、「フラの介とウソ八にデザイン変更を頼もう…」と言いながら地上にいるページワンに向かって突っ込んでいきます。
騒ぎが大きくなり、追っ手の心配もあるのでロー、ウソップ、フランキーはえびす町に逃げ込むことを決めます。
オロチお庭番衆!
一方オロチ城ではドンチャン騒ぎの宴会中です。そんな中、古い部屋を見付けたロビンは「何百年も閉ざされた国、ポーネグリフを生み出した国、石は必ずある」と隠し扉を探します。
しかし「捜し物でござるかな?」の声と共に10人の忍者が突然現れました。彼らは「オロチお庭番衆」です。「忍者がおるのに不審な動きを…」忍者を知らなそうなロビンに他所者の疑いがかけられます。
「これはどうも困った芸者だな」部屋の入り口に現れたお庭番衆隊長福ロクジュに「言い訳を聞こう。ただし一回のみ」と問われるロビン。
ビック・マム再び
九里の九里ヶ浜ではお玉、チョッパー、モモの助、お菊が歩いています。ルフィの安否を気にするお玉にチョッパーはルフィは大丈夫だと言います。
浜辺に打ち上がった巨大な物体を発見するチョッパー。近付くとそれは巨大な人間でした。「巨人よりは小さいがなんとデカイ人間!」と驚くモモの助。するとチョッパーが「ええ!?まさか!!」と驚愕します。
なんと倒れていたのはビック・マムだったのです。正体に気付いたチョッパーは他のみんなに声を出すな!起きちまう!と注意し逃げるように促します。しかし逃げても追ってきたら逃げられないと気付きトドメをさそうとするチョッパー。
そうこうしているうちにビックマムが目覚めてしまいます。「遅かったとにかく逃げろー!」とチョッパーが叫びます。
しかし目覚めたビック・マムは「ウウ…ここは…どこだい?俺は誰だい?」と言います。その言葉に驚くチョッパー。なんとビック・マムは記憶を失ったようでした。
ワンピース931話の感想・考察
科学の力でスケスケに!
サンジの悲願であったスケスケの能力。アブサロムに出会った時に終わった夢でしたがジェルマの力で叶いましたね。レイドスーツのお陰で耐久性もあがりかなりパワーアップしたようです。
しかし科学の力で透過出来るなんて凄いですね。ジェルマの科学力、恐るべしです。今後スケスケの実を食べたシリュウVSサンジのスケスケ対決が見れるかもしれません。
絵本の大ファン
ローは悪の組織ジェルマが登場する絵本が大好きのようです。子供時代はちょっと擦れた感じのローでしたが案外子供らしい可愛いところがあったんですね。
絵本の情報でジェルマひとりひとりの能力を細かく把握していそうです。お陰でサンジのステルス・ブラックの能力がよくわかりました。
ロビン絶体絶命!
隠密行動が得意なロビンがあっさり見付かってしまうなんてさすが忍者です。絶体絶命ですがこのまま捕まってしまうのか。
今回931話では小紫が見当たりませんでしたね。もし小紫がオロチに仇をなそうと思っているとしたらロビンの前に現れて上手く庇ってくれるかもしれません。
まさかの記憶喪失!
浜辺に一人打ち上げられたビック・マムは記憶を失っていたようです。記憶が戻るまでチョッパー達と行動を共にするのでしょうか?
しかし食べ物がない貧しい場所でビック・マムが暴走せずにいられるのか心配ですね。もしかしたら食べ物がないことを憂いて味方になってくれるかもしれません。
ですが一時的に味方になったとしても子供達との再会などで記憶が戻る可能性は高いため油断は出来ないでしょう。
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