前回931話ではサンジがジェルマの力を使い変身し、透過の能力を手に入れかなりパワーアップしました。
一方、オロチ城に潜入したロビンは探索中、オロチお庭番衆に見付かり囲まれてしまいます。
そして浜に打ち上げられたビック・マムはなんと記憶喪失になっていました。
今回932話ではドンチャン騒ぎの宴会が一転し小紫のビンタで修羅場になってしまいます。
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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ワンピース932話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
探索失敗
オロチ城では大宴会が続いています。オロチに頼まれ小紫が狐の面を被り、三味線で演奏を始めました。「そうそうこの曲じゃ」オロチが喜びます。
他の芸者たちも美しい音色にうっとりします。そして「なぜかしらこの曲を演る時、姉さんいつも面をつけるのよね」と芸者達が話します。
別の部屋では、お庭番衆に囲まれたロビンに福ロクジュが「さぁ一度だけ質問に答えよ。正直に申せば苦しませず瞬殺してやる。さもなくば辛い拷問が待っている。お前は何者で何をしていた?」と聞きます。
ロビンは「丑三つ小僧。花の都のお金の流れを調べに来たの」と答えます。福ロクジュが「気の利いた答えだ。捕らえよ!」と言うとロビンに手裏剣が刺さり、縄で捕らえられます。
お庭番の一人が「丑三つ小僧は先程都に現れた所!」と言います。次の瞬間、捕らえられたロビンの体は花びらが散るように消えてしまいその場の全員が驚きます。
念の為に分身を使っていたのです。ロビンは急いで部屋から離れます。「忍術でも妖術でも本体が近くにいるはず!捜せ!」と話すお庭番達。
そして城内の屋根裏に忍び込んでいたなみ、しのぶ、井戸に忍び込んでいたブルックに「ごめんなさいバレたわ!城内に最低11人の忍者を確認」と連絡をいれます。
「え?ロビンがバレた?11人も?」驚くナミに「わたす達はおロビの護衛!場所を確認して。福ロクジュ率いるオロチお庭番衆は優秀よ!」としのぶが言います。
「良いな!オロチ様は宴の最中!騒ぎにするな!?たかだか鼠一匹」という福ロクジュの指示でお庭番衆が散り散りになります。
「木の葉を隠すなら森の中」脱出は不可能と考えたロビンは宴会場に戻り、そこでオロチに「どこへ行っておった近こうよれ!」と声をかけられます。
「遅くなりました殿…!私も話したいことが沢山」とロビンが言うと「愛いやつよくるしゅうないぞ!おぬしもわしの正妻の座を狙うてみるか?ぐふははは」とオロチが言います。
するとオロチの横にいた小紫がオロチをつつき「殿はいじわるでありんす…」と頬をふくらませすねた様子を見せます。
その様子に「ぐほほースネるなスネるな小紫。愛いのー愛い愛い~!」とオロチは小紫にデレデレです。
お庭番の一人が天井にいることに気付いたロビンは素早くオカメの面で顔を少し隠し、オロチから鬼ヶ島の話を聞き出そうとします。
光月家を恐れるオロチ
別の席では、小紫太夫の美しさに盛り上がっています。男が狂死郎に「カイドウの飛び六包をかり出すとは!相変わらず手厳しい」と話します。
狂死郎は「拙者達ヤクザ者はねぇ、どんな三下でも盃交わせば親子でござる!我が子がやられて帰って来たらアンタならどうするね?」と話します。
男が「親分の任侠道には恐れ入る」と言うと突然オロチが入ってきて「その通りじゃ狂死郎!敵は常に圧倒的な力で潰さねばならぬ。もう二度と刃向こうて来ぬようにな!」と言います。
「例え亡霊であってもな!」と話を続けるオロチ。「都の者ならおいそれと狂死郎一家に手は出さぬ他所者が紛れ込んでおるのじゃ!」
そしてオロチは皆に「今年は光月おでんが死んで20年目!妻トキが言い残した復讐の年!おでんの意思は生きておる!」と話始めます。
部下の男達はもう死んだはずの光月家の復讐など信じておらず、未だに赤鞘九人男の強さを恐れるオロチに対して内心、呆れた様子です。
「九里では横綱やジャックの部下が襲われた!都のそば屋!宿場の浪人がヤクザを襲った!全て錦えもんの指示かもしれぬぞ!」と狂死郎に話すオロチ。
狂死郎は「狐火の錦えもん以下赤鞘の侍達…出くわすなら望む所!一太刀に斬ってご覧いれましょう」と答えます。
「おでんは死んだ!わしの目の前で!だが息子モモの助が生きておる!あのガキの死体もあがっておらぬ!」光月家が復興を狙っていると話すオロチ。
しかし部下たちは「とんだ妄想だ」と全く信じておらず、オロチの小心っぷりに笑いを堪えています。すると奥から笑い声がし、その声に場が凍ります。笑い声のする方を睨み付けるオロチ。
小紫のビンタ炸裂
扉の向こうではおトコが「あはははは」と大笑いです。他の芸者が必死に笑いを止めようとしますが「だって殿様みんなにバカにされてる」と笑いが止まりません。
「誰じゃ…!まさかわしを笑ったのか?」と怒るオロチ。その間もトコは笑い続けます。部下達は「花魁の禿か!やめさせろ!」と大慌てです。
「不快な…わしは将軍であるぞ。20年前の遺恨わしが恐れているとでも言いたいのか。わしは勝者じゃおでんに勝った…」と言いながらオロチは刀を抜きおトコに近付きます。
すると突然小紫が「やめなんし!殿!!まだ幼子でありんす」と声を上げてオロチを止めようとします。
しかし「黙ってろ小紫…」と聞く耳持たずおトコに斬りかかります。「誰か助けて!あの子は笑い上戸なのよ!悪気はないの!」と他の芸者が助けを求めますが誰にも止められません。
その時オロチの頬を小紫が思い切りビンタし、斬られる寸前だったおトコを助けます。「花魁なんて事を!」「ウソだろ!?」まさかの出来事に周りは大混乱です。
部下が「謝れ小紫!頭が床にめり込む程に土下座しろ!」と言いますが「イヤでありんす。わちきは誰にもヘリくだらぬ!」と小紫が言い放ちます。
「我が正しきと思わば一歩も譲る必要はなし。」と話す小紫にオロチは「おい小紫…わしは…お前を将軍の妻にしてやろうと思っておったのに」と怒りか驚きか、体を震わします。
「弱き女がご所望ならーどうぞ斬り捨てなさいまし。わちきは武士の娘!無様に生きはしない!」と堂々と話す小紫。
「遊女風情が生意気に武士を語るな!小紫ィ~!」とオロチが一瞬でヤマタノオロチになります。騒ぎに乗じてロビンがおトコを連れ出そうとしますがお庭番に見付かってしまいます。
「おーおー…わはは修羅場でござる!!」と狂死郎が刀に手をかけます。
ワンピース932話の感想・考察
狐の面の女=小紫
幕間で登場する狐の面をつけた謎の女はどうやら小紫のようです。特定の曲を演奏する時のみ面をつけると他の花魁が言っていました。
その理由は一体何故なのか?思い入れのある曲で表情を見られたくないのか、もしくはなにかの実の能力を発動させていて顔を見せられないのか、いくつか理由が考えられますね。
小紫はモモの助の妹で確定?
オロチがモモの助の死体があがってないと話している途中、神妙な面持ちをしていた小紫。そして武士の娘であるという発言。ほぼ間違いなく行方知れずの光月日和でしょう。
四面楚歌
宴会場に逃げ込んだロビンでしたがこの騒動でお庭番に再び見つかってしまいました。小紫もオロチを完全に怒らせてしまい逃げ場のない状態です。
城の中にはしのぶ、なみ、ブルックが居ますが戦力的には少し心細いですね。鍵を握るのは小紫でしょうか。すごいビンタの威力でしたし(笑)もしかして強いのかもしれません。
冷静な狂死郎
狂死郎はオロチの話も笑わず聞いていました。修羅場になっても一人冷静、というか喜んでいるようで不気味です。自分の店の人間である小紫を斬るのか?それとも小紫の味方になるのか?
後者の可能性はかなり薄いですが。とにかく得体のしれない狂死郎は要注意人物といえるでしょう。
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