ジモトがジャパン 第24話のネタバレになります。
初っ端から興奮気味にテンションが高まっているのは、日ノ本ジャパンです。
待ちに待った修学旅行の日がやってきて、新幹線で移動する最中も日本の素晴らしさを体中で感じ、そうこうして到着したのは京都でした。
都道府拳部の発展のためにも、この時間を有意義に過ごそうと決めた矢先でした。
ジャパンたち津々浦中学校以外にも、全国から修学旅行で集まっていた他校のヤンキーたちが、なにやら騒がしくしていました。
どうやらそれぞれが地元を主張し合ってケンカしてしまっている様子でした。
すかさずジャパンは地元は競い合うものではないと、その場を収めようと止めに入ります。
教師たちも駆けつけてその場は収まったものの、ヤンキーたちはジャパンの態度が気に食わないと言う理由で、なんと全員でジャパンの地元愛をへし折ろうと計画します。
それを察した時生は、京都を心から楽しむジャパンを邪魔するヤンキーたち全員を相手に乗り込むのでした。
果たして、時生はヤンキーたちを相手に無事帰って来れるのでしょうか?
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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ジモトがジャパン24話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
京都とヤンキー集団
ジャパンたち一行は、新幹線でとある場所に向かっていました。
津々浦中学校では、毎年全ての学年に修学旅行が設けられており、今日はジャパンにとっても待ちに待った京都旅行なのでした。
終始感動と興奮が収まらないジャパンは、日本の素晴らしさを体中で感じすぎて、ついには泣き出してしまうほどでした。
京都に到着した一行は、パティシエ教師楜沢先生のよくわからない注意を受けたのちに、自由行動へと入ります。
ジャパンは、都道府拳部の発展のためにもこの時間を有意義に修行(かんこう)しようと、無理矢理な読ませ方で言いました。
いざ出発しようとすると、何やら近くで揉め事が起こっていました。
そこにいたのは、岐阜県のヤンキー学生集団と兵庫県のヤンキー学生集団たちでした。
彼らもジャパンたちと同じく修学旅行で京都にやってきていましたが、それぞれがどちらの地元が都会なのか証明しようとして他校のヤンキーにケンカを売っていたのでした。
迫る危機
気づけば京都の街中は、日本全国からやってきたヤンキーたちがそれぞれを主張し合うという混沌とした状況になっていました。
時生は関わらずにやり過ごそうとしましたが、やはりジャパンがそれを見逃すわけはありませんでした。
「オメーは… ”ジモトが”ジャパン…!!」
全国のヤンキーたちからも名が知れていたジャパンは、争うヤンキーたち全員に説得し始めました。
千年の古都、京都の風紀を乱すな。地元愛に溢れるのはいいが、地元は競うものではない。色々言いました。
「大切なのは、オンリーワンではない。ジモリーワンだ!」
と、ジャパン流に説得を試みましたが、ヤンキーたちは調子に乗るなとますます凄みを利かせて威圧してきます。
そこへ教師たちが騒ぎを聞いて駆けつけてきたため、ヤンキーたちは一時撤退してその場は収まりました。
しかし一旦離れたのちにヤンキーたちは、ジャパンが自分たちを否定し、まるで自分が日本代表みたいなツラをしていることを気に入らないと話し出しました。
全国のヤンキーたちはジャパンに一泡吹かせようと共闘を計画していたのです。
その動きを、時生だけは察知していました。
気を取り直して、ジャパンたちは京都修行(かんこう)を楽しんでいました。
映画村、金閣寺、銀閣寺、平等院鳳凰堂…有名な観光地を次々と回って、ジャパンは特にご満悦な様子でした。
そんなジャパンを見て、時生はこの修学旅行のためにジャパンが苦手な勉強を頑張って努力して得た成果だったことを思い出します。
その気持ちを踏みにじる奴らを許すことはできない。時生の視線が、背後に迫るたくさんのヤンキーたちへと移りました。
怒りの山形拳
時生の背後にあった林の中にいたのは、先ほどジャパンに絡んできた全国のヤンキーたちでした。
つけられていることに気づいていた時生は、ジャパンたちが先へ向かったことを確認した後に声をかけたのです。
しかし、ヤンキーたちはたった一人でジャパンのことを庇おうとする時生の行動に理解に苦しみました。
ヤンキーたちは、次々とジャパンの悪口を言い始めます。すると時生は、
「黙れ。次、ジャパンのことを悪く言ってみろ。ブッ飛ばすぞ」
と、大切な友人をバカにするヤンキーたち全員に向かってそう言い放ちました。
それを聞いた瞬間、ヤンキーたちは一斉に時生に襲い掛かってきました。
すると、時生は都道府拳を発動させたのです。
”山形拳” 秘技 ”将棋の駒殴り”
都道府拳。しかも秘技を使うことが出来たことに自分でも驚く時生でしたが、あまりにも多勢に無勢なこの状況。
すぐさま別のヤンキーからパンチを顔面に一発貰ってしまい、倒れてしまう時生。
すぐに立ち上がる時生。しかし無情にもヤンキーはそんなフラフラな時生に何発もパンチを喰らわせてしまいます。
その度に根性で立ち上がろうとしますが、限界も近かった時生。
万事休すかと思ったその時、やはり駆けつけてくれました。
どこからともなくジャパンが現れ、ヤンキーのパンチを食い止めたのです。
なんと先に清水寺に向かっていたジャパンは、時生を助けるために清水の舞台から飛び降りてきたのでした。
そんなジャパンに対し、時生は
「オイジャパン、テメー引っ込んでろよ!テメーは楽しく修学旅行を満喫してりゃあ――」
と、突き放してしまいますが、ジャパンは…
「皆で楽しみ、苦しんでこその修行(かんこう)だ。共に闘うぞトキオ…!」
と、時生にそう話すとジャパンは都道府拳”京都風風拳(きょうとふうふうけん)”を構えて反撃の準備をしました。
果たして、ジャパンと時生は多数のヤンキーたちに勝利することができるのでしょうか?
ジモトがジャパン24話の感想・考察
週刊少年ジャンプの地元愛異色ギャグ、第24話の感想です。
地元愛異色ギャグと申しましたが、今回は週刊少年ジャンプが掲げるテーマ”友情・努力・勝利”に合った熱い展開のお話だったかと思います。
ギャグしていたのは冒頭くらいで、後半は時生の友情とジャパンの心意気に惹かれてしまいました。
このマンガでこんな熱い気持ちになる日が来るとは思いませんでしたね(笑)
しかも、今回はジャパンと時生が手を組んで奥義を構えるところで終わっていますので、次回の後半でいよいよふたりがヤンキーたちを相手に反撃の狼煙を上げることとなるでしょう。
次回は完全にバトルマンガとして展開していきそうですね。本当にギャグマンガなのでしょうか?
きっと、これを乗り越えてジャパンと時生の絆がますます深まること間違いナシでしょう。
しかし、ジモトがジャパンの世界ではどこの学校も地元自慢をしたり都会アピールをする血の気の多いヤツらで溢れすぎていますね。
ケンカっぱやいヤンキーたちよりは、まだマスラオの方がマシな気がしてしまいます。
マスラオも現実にいたら相当鬱陶しいでしょうけれども(笑)
さて、次回の25話ではジャパンの京都風風拳と時生のコンビが大活躍することでしょう。
お楽しみに!
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