300話ではある朝突然トーナメント表が変更され、えりなに対し厳しい状況となっていました。
それはブックマスターがえりなはもういいと判断したため、他の出場しているノワール達を使い、全力でえりなをつぶそうとしていましたが、えりなは全勝しており、ブックマスターの思うようにいってはいませんでした。
その状況に不信感を抱いたソーマ達は文句を言おうと天守閣へ入りますが、そこでブックマスターがえりなの母親であること、今回の仕打ちは、えりなの母親が仕組んだことだと分かりました。
301話ではえりなの母親とえりながなぜ仲が悪いのか、どのような関係性であるのかも判明していきます。
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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【食戟のソーマ】300話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
ブックマスターとの対面
天守閣の上階まで登ったソーマ達が出会ったのは、話しを終え、怒りの表情を見せるえりなと、その母である薙切真凪(ブックマスター)の姿でした。
えりなの母はソーマ達に近くによるように言いますが、そこで栄養が枯渇し、倒れてしまいます。
すると、いつものことのようにブックマスターは点滴処置をアンに頼むように言いつけていました。真凪によると、「これが私の食事なのだ。心配には及ばん。」とのことでした。
その後、ブックマスターは横になる前にタクミに次のえりなとの試合で異能をつかうように告げましたが、タクミは返事を返しませんでした。
その後天守閣からの帰りにアンにえりなと真凪との確執を聞きました。
タクミ対えりな
タクミ対えりなの対決はブックマスターの言った2体1ではなく、1対1のガチンコ勝負で決着がつけられることになりました。
それに対してえりなはブックマスターは連携の異能を所望しているのではないのかとタクミに伝えますが、タクミは「十傑第7席としての誇りを持ち、総帥の胸を借りるようなつもりでぶつかる」と伝えました。
それに対してえりなはくだらないとそれを一蹴してしまいました。
えりなは余裕のない険しい顔で続々と調理を進めていきます。それには真凪に対する恨みのせいではないかとアンは言っていました。
その昔、えりなと同様に神の舌を持つ真凪は美食を追及するあまり、味というものに完全に絶望してしまったため、食事ができなくなったことから点滴での栄養摂取となりました。
当時から美食一家であった薙切家から幼い娘を残してはなれる原因となったのもこのせいだとのことでした。
凍てつく皿
調理後えりなが審査員に出した皿は審査員が味の感想を言う間もなく全員がノックアウトされてしまうような品でした。
実力の差を知りたいなら食べるといいと進められたタクミはえりなの品を口にして、いわば十傑第零席という席次に位置するえりなが本気で牙をむいていることを見に受け、その味に身動きも取れず、屈服させられるのみでした。
しかし、えりなはその皿の味見をすると「今までに無かった味の世界を示すものとは違う」といいつつ料理を捨ててしまいました。
もはやその姿は以前学園でみんなで研鑽しあったころのえりなとは別人でした。
そこに才波朝陽が現れ、えりなに対し、お前の願いをかなえてやれるのは俺だけと言い、本話が終了します。
さて、えりなの願いとは一体なんなんでしょうか、また、何故朝陽のみが叶えられるのでしょうか、次回を楽しみにしたいと思います。
【食戟のソーマ】301話の感想・考察
神の舌がいらない訳
301話ではえりなの母である真凪の一面が見えたお話しでしたね。まさか、神の舌の異能は母からの遺伝だとはとても驚きました。ですが、真凪の場合この神の舌のせいで味に絶望したため食事ができないほどにまでなっていた様子でした。
真凪の真意としてこれ以上神の舌をえりなが酷使することによって娘まで同様に味に絶望して欲しくないことから早期の敗退を望んでいるのではないかと感じました。
また、その他にも神の舌で絶望したのだから、神の舌の異能ではそれ以上のものを作る事はできないと考えているのではないかという考察もできます。
ですが、そうであるとしたら、今の状態のえりなでは怒りに任せて神の舌をフルに使っているだけの状態であるため、母の神の舌を超えることはできないのではないかとも思いました。
えりながすぐにでもソーマ達との研鑽を思い出し、元に戻ってくれればいいのになぁと思いました。ですが、逆に今後ソーマとの戦いでそれを思い出してもらう展開になって良い方向に向いていけば一ファンとしても最高にうれしいのになと思いました。
えりなの熱量
今回、えりなの表情が沢山ありましたが、どれも非常に恐ろしい顔をしていました。301話の中には、アリスがえりなに勝負を挑むも敗退する場面もありましたが、その時のえりなとは表情もしぐさもまるで別人のように描かれていました。
挙句、自分の皿を食べて求めているものとの違いを嘆き、食べ物を捨ててしまっていました。これでは囲われた美食を追い求めた薙切薊と同じことをしているも同然です!やはり、親子だからやること似て来るんですかね。
でもこんなことをするようにさせてしまうほどの怒りを起こさせた真凪も相当だと思いました。えりなの両親ろくな人いませんね・・・。
これを辞めさせるには、今までの研鑽の日々が作り上げてきたものを思い出させ、怒りに任せた料理でなく、真に心から相手においしいと思わせたいという気持ちを持って料理するということを思い出してもらわなければなりません。
この役目を担うのはソーマではないか、そうであってほしいと思いました。
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