前回934話では花魁小紫死亡のニュースに街は騒然!そして囚人採掘場ではユースタス・キッドが一足先に脱獄しました。
いまだ採掘場で働くルフィですが、同じく囚人のヒョウじいを庇うため、とうとう看守に逆らいます!
看守に手を上げれば即死刑という決まりです。ルフィは無事脱獄出来るのでしょうか?
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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ワンピース935話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
鍵入手!
兎丼の囚人採掘場では何者かに海楼石の手錠の鍵を盗まれたと大騒ぎです。報告を受けた副看守長のソリティア(猿のSMILE)も大慌てです。
蟹のSMILEの鍵番が「ニセの鍵を金庫にしまう様にと騙されたカニ!私が横にしか歩けないのをいい事に…」と報告すると「貴様鍵番やめろ!」とソリティアに叱られます。
鍵を盗んだ雷ぞうは建物内を飛び回り目にも止まらぬ早さで移動しています。「ルフィ太郎殿待っておられよ!脱獄の刻は来た!後はこっそり逃げるのみ!」とルフィの元へ急ぎます。
囚人採掘場の掟
囚人採掘場には掟があり、看守への口答えした者への処罰が一回目「両腕の切断」二回目「両足の切断」三回目「死刑」ですが看守に手を上げれば即刻「死刑」となります。
しかしヒョウじいを庇うためルフィは副看守長のダイフゴー(サソリのSMILE)の顔を思いっきり蹴り飛ばしてしまいます。周囲の看守達が「死刑だ!」と騒ぎます。
周りの囚人達はルフィやヒョウじいを庇いたい気持ちはありますがどうすることも出来ません。「天晴れでござんした!麦わらの人」と死ぬ覚悟を決めるヒョウじい。
ルフィは「何だもう終わりみてぇに!ここから逃げるぞ!」と言いますが、海楼石の手錠の効果でさすがのルフィも息が上がっています。
そこへ「海楼石は効いている!コイツの精神力が異常なんだ…」看守長のババヌキ(ゾウのSMILE)が現れます。「俺は今修行中なんだ!コレが外れた時少しでも強くなってる様に」と話すルフィ。
しかし「明日もねぇのに強くなってどうすんだ!」とババヌキのエレファントハックションがルフィを襲います。避けようとするルフィですが間に合わず攻撃を食らってしまいます。
疫災のクイーン到着
そこへクイーンが採掘場に到着します。小紫の写真を見つめるクイーンは「帰りに遊廓寄ってくぜー!」とルンルンです。部下達は「いつ言う?小紫死んだって」と困った様子です。
部下たちと音楽にノリながら「やせちまったらモテすぎるから♪あえてやせないタイプの♪FUNK!丸く見えるが筋肉だから♪歌って踊れるタイプの♪FUNK!」と採掘場に登場します。
大きなイスに座るとババヌキに最近困ってる事ランキングベスト3を尋ねます。ババヌキが第3位にユースタスキッドが逃げました。という報告に驚くクイーン。
続けて第2位の海楼石の手錠の鍵を盗まれました。と報告に再び驚くクイーン。そして第1位の麦わらのルフィが逃走中。という報告に「え~~!!?追えよアホンダラァ! 」と驚くクイーン。
なんと看守達がクイーンの元で盛り上がっているなかルフィは採掘場の壁をよじ登り逃走している真っ最中でした。
ワノ国の裏の顔役
えびす町ではヤスがロー、フランキー、ウソップに身を潜めるための町の空き家を紹介してくれました。
ヤスの話ではえびす町に居たはずのゾロは刀を盗まれたと大騒ぎで犯人を追いかけていったらしいのですが、そのまま迷子になった線が強いなと話すウソップ達。
花の都の湯屋ではナミ、ロビン、しのぶがゆっくり湯船に浸かっています。しかし湯屋はまさかの混浴でジロジロ見てくる男たちに「お金取ろうかしら」と話すナミ。
しのぶが「入込湯は珍しいの?確かに男たちの視線はわたすにロックオンだけど」と話していると「おばちゃん邪魔~」という声が聞こえ、しのぶの忍法金玉潰しが炸裂します。
湯船からあがりタコの三助に背中を流してもらうため場所を変えると、昔いたという「花のヒョウ五郎」親分の話題がナミ達の耳に入ってきました。
それを聞いたしのぶが言うにはヒョウ五郎親分がいれば侍達を一気に結束できた。今のままでは目標の五千人は不可能、よくて五百人だろうと話します。
20年前のワノ国の裏の顔役であった花のヒョウ五郎は花の都の裏社会を取り仕切った大親分で他の5つの郷の親分達にも顔が利き、民衆にも優しい本物の侠客でした。
おでんも若い頃から慕っていましたが、それも20年以上の前の話で黒炭家への従属を拒みオロチに殺されたと噂されているそうです。
かたや彼と共に光月家を支えてきたお庭番衆率いる福ロクジュはオロチに仕える道を選び、当時部下だったしのぶはその事が許せず逃亡し、追われる身になったのでした。
採掘場では捕まったルフィとヒョウじいがクイーンの前に出されています。百獣海賊団に入ればカイドウさんは全部許すと言いますが「うっせーイヤだ!」と断るルフィ。
鍵を手に入れた雷ぞうが「なんという間の悪さ…!ルフィ殿鍵がここに…!」と物陰に隠れています。
「懐かしいだろうヒョウ五郎!お前も昔はずいぶんカイドウさんやオロチに求愛されてた。かの伝説の侠客がとうとうこんな栄養失調のジジイになって」と話すクイーン。
ヒョウじいは自分はいいがルフィを助けてくれと頼みます。クイーンの言葉で弱りきったヒョウじいが伝説の大親分ヒョウ五郎と知り他の囚人達は驚きます。
物陰に潜む雷ぞうの背後の檻から「信じられぬ…本当にあの頃の姿そのままだな」「何奴!?」と振り返る雷ぞう。すると「拙者だ雷ぞう、河松だ。モモの助様は…ご無事か…!?」
探していた仲間の名前を聞き、驚きの表情を見せる雷ぞうでした。
ワンピース935話の感想・考察
盗まれたゾロの刀
えびす町に着いたロー達でしたがゾロとはすれ違いで会えませんでした。いつになったらゾロは仲間と合流出来るのでしょうか。
そして刀を盗まれたとのことでした。一体誰が盗んだのか?盗みと言えば丑三つ小僧ですが彼は義賊ですし金持ち以外から盗みをするとは少し考えにくいです。
しかし丑三つ小僧のシルエット、少しヤスに似ている気もします。ヤスの「どこまで誰を追いかけてったんだか」というセリフも犯人はここにいるのに誰を追いかけていったんだか。と解釈出来なくもないです。
もしかして犯人はヤスかもしれません。
他に考えられるのはゾロの刀のひとつ秋水はワノ国の侍リョーマの刀ということからもしかしたらリョーマの関係者が刀を取り返そうとして盗んだのではないでしょうか?
楽しそうな看守達
クイーンが採掘場にノリノリで到着し大盛り上がりの看守達でした。困っていることもランキング形式で報告していたので笑ってしまいます。
しかもルフィが逃走中にも関わらずクイーンの元に集まって楽しんでいた看守達。横にしか歩けない蟹の鍵番といいみんな少し抜けてますね(笑)
かつての同志、河松!
檻に入れられていた謎の人物はやはり探していたかつての仲間でしたね。クイーン達に捕まって絶体絶命のルフィですが、解放された河松の助けで脱獄しそうです。
そして一緒に脱獄したあかつきには花のヒョウ五郎の人脈で同志達を一気に集める流れになればいいですがこちらに向かっているはずのビッグ・マムも気になりますし今後も目が話せない展開です!
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