ジモトがジャパン 第26話のネタバレになります。
前回25話で、京都で波乱な修学旅行を楽しんだジャパンたちは、修学旅行の後半である奈良県へと移動していました。
奈良のホテルで今夜は一泊することになっており、初めての修学旅行の夜を楽しみにしていた時生。
修学旅行の夜といえば、枕投げや恋バナなど、青春の炎が燃え上がる学生時代の貴重なイベントなのです。
しかし、実際はジャパンの唐突な提案ではじまってしまった百ジモ物語をすることになってしまいました。
青春あふれる時間を過ごすことが出来ず、ひたすらジャパンの各地元にまつわる話を長々と聞かされていた皆は、どんどん脱落していってしまいます。
そもそも怖い話自体ジャパンは苦手ではなかったのだろうか?と、時生が疑問に思いつつも百ジモ物語はついに100番目の話を迎えることとなりました。
そして、100番目の話が終わったと同時に、時生たちはとても恐ろしい事態に巻き込まれてしまうのです!
果たして、時生たちは無事に朝を迎えることができるのでしょうか?
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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ジモトがジャパン26話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
本当にあったジモト話100連発!
前回25話で京都で壮絶な不良たちとの戦いを終えたジャパンたちでしたが、無事に修学旅行の前半である京都を満喫することができました。
後半は奈良県の観光となっていたので、そちらに移動したあとは一旦奈良のホテルで宿泊することになります。
初の修学旅行の夜を迎える時生は、いつになくドキドキしていました。
修学旅行の夜といえば、枕投げに恋バナなどの青春イベントが定番の時間です。
どんな楽しい夜になるのかと心待ちにしていると、ジャパンから唐突に百ジモ物語を部屋でやろうと言われます。
百ジモ物語とは、いわゆる”百物語”のジモトバージョンで、各都道府県の地元にまつわる怖い話をする度に100本の火がついたロウソクを消していくというものでした。
そして最後の100話目の話が終わり、100本目のロウソクの火が消えた瞬間、何らかの怪異が起こると言うのです。
突然の提案に戸惑いながらも、ジャパンとクラスメイトたちは部屋に集まって百ジモ物語をすることになったのでした。
ジャパンの異変
百ジモ物語をひたすらジャパンが語り続けるのを聞いていたクラスメイトたちは、当然のことながら何名かの脱落者を出していきながらも、中には楽しんでいる人や耐えている人などがいました。
望月はオカルトものが好きだったためか、100話目が終わると何が起こるのか楽しみで仕方ない反面、花形はそれを見て若干引き気味でした。
何故かまた富士山が山梨と静岡どちらのものなのか言い争ってしまいましたが、まだまだ平気な様子です。
ヒデの様子が何かおかしいと感じた時生は、怖くないのかと声をかけるも微妙な間を置いて「怖いですよ」と答えました。
何故だか時生はヒデに恐怖感を感じてしまいます。
こまちは70話を超えたあたりから、恐怖でジモーラがあふれすぎてしまったためかコールドスリープ状態に。
マスラオに至っては2話目冒頭から泡を吹いて倒れてしまうほどでした。
こんな状況が続くなか、たんたんとジャパンは百ジモ物語を進めていき、現在98話目に差し掛かりました。
ジャパンが語るジモ物語は、何故かだいたい曖昧な歳月のとき、修行しているところからの語りはじめで作り話にしか聞こえないものばかりでした。
98話目は、ジャパンが4才か5才…いや10才のとき…の出来事です。
奈良公園にて都道府拳の修行に来ていたジャパンが、日も暮れたので帰ろうと走っていたときのことでした。
闇夜の奥から、「いちま~い…にま~い…さんま~い…」と何かを数える人の声がしてきたのです。
声のする方を除いてみると、そこには…
鹿せんべいを一枚一枚数えている女性の霊の姿がありました。
この女性は、鹿せんべいを与えようとして持病が悪化し亡くなってしまったと言います。
枚数を数えていたのは、東大・京大の輩出率ナンバーワンの奈良県民の特性かと推測するジャパン。
思っていたほど怖いか微妙な話が続いていたので時生はその都度ツッコミを入れていましたが、脱落者も多いためこの辺でやめようとジャパンに提案します。
しかし、ジャパンは修学旅行の「今」はこの一瞬しかない。奈良県は怪談宝庫だ、と聞く耳を持ちませんでした。
時生はジャパンこそ怪談があまり得意ではなかったのではないかと少し疑いかけましたが、99話がそのまま始まっていきました。
妖怪ジモ行燈
いよいよ百ジモ物語が100話に差しかかろうとしていました。
「最後の話はボクがするよ」と、それまでも一人で話し続けたことは置いておき、ジャパンは率先して100話目を語りだしました。
ジャパンの表情に、なにか違和感を覚えるクラスメイトたち。
「今みたいに奈良の旅館で、ちょうどボクらみたいな中学生がこれまた今みたいに百ジモ物語をしていたそう…」
「そして100本目のロウソクが消えたとき、霊界からある妖怪が現れてその中学生たちを全員さらってしまったという…」
「その妖怪の名は、”ジモ行燈”…!!」
なんと、時生たちはそれまで語っていたジャパンの前髪に垂れていたJの字が、逆向きになっていることに気づきました。
そうして100本目のロウソクを消した瞬間、ジャパンだったはずの者は妖怪ジモ行燈だったのです!
ジモ行燈は、百ジモ物語をすることでこの辺りの磁場を恐怖のジモーラで狂わせることによって、霊界から実世界に身を現すことが出来たのだと言いました。
逃げようとするも、ジモ行燈はかなり早いスピードで一気に時生たちを追い詰めてしまいました。
物理的に攻撃をしかけてくるジモ行燈を相手に絶体絶命の時生たち。
すると、そこへ…
”奈良拳”秘技 ”奈良墨祓い”
墨の生産日本一である奈良の墨で書かれたお札によって、一気にジモ行燈を封じることに成功しました。
都道府拳でジモ行燈に応戦したのは、やはり本物のジャパンでした。
一人で奈良を観光していたというジャパンは、間一髪時生たちクラスメイトを救うことが出来たのでした。
時生たちは、無事に夜の修学旅行を青春することができたのでしょうか?
ジモトがジャパン26話の感想・考察
週刊少年ジャンプの地元愛異色ギャグ、第26話の感想です。
前回25話のあらすじに、戦いの傷を癒すために温泉に入ると書いてありました。
全然温泉回じゃないじゃないですか!
と、それはさておき今回26話はちょっとホラーチックなお話でした。
ギャグマンガなのでそこまで怖い描写はなかったと思いますが、鹿せんべいの女性の霊は結構気合いが入った作画でしたので人によっては驚いてしまったかもしれません。
とりあえずジャパンのおかげでなんとか危機は去ったものの、結局怖くない方向で地元話を朝までしようと目を輝かせるジャパンでした。
時生さん、とりあえず今年は青春はお預けですね…
修学旅行のはじめで前々回にヒデが言ってましたが、津々浦中学校は修学旅行が毎年あるとのことなので、2年生の修学旅行で青春してほしいものですね。
ジャパンと関わっている以上、そんな時間は作れなさそうですけど(笑)
あとはマスラオが2話目の語りだしで速攻泡を吹いて倒れてしまっているのには笑いました。
何気にジャパンを含めて、メインキャラクターたちは怖い話に耐性のない人が多いような気がしますね。
ジャパンに対して地元にまつわる怖い話をしたら、目を輝かせるのか恐怖に怯えるのか、はたまたその両方なのか気になるところです(笑)
次回27話は、ジモアンドンが大仏にとり憑いて…とあるのですが、だいたい内容があらすじ通りでないことが多いので実際はわかりません(笑)
テレビアニメももう少しでスタートするジモトがジャパン。
お楽しみに!
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