前回97話では、鉄鉱石の鉱床を発見し物流ネットワークが完成することでいよいよ本格的に工業の時代がやってきました。
この98話では、順調に進んでいた航海の準備ですが肝心の船づくりに問題が発生してしまいます。問題解決に向けて龍水が動き出す様子が描かれます。
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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ドクターストーン98話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
物流網
物流ネットワークが完成しましたが、悪路がキツイと感じる幻と羽京。
そこでパワーチームがアスファルトによる舗装道路を完成させました。
川にたどり着くと、そこからは船の扱いになれた石神村の人々が担当することになります。
そんな中、カセキから千空に電話がかかってきます。
あきらめない男
製造過程でどうしても歪みなどのせいで船づくりがうまくいかないと語るカセキ。
トライ&エラーが信条の千空ですが、ホワイマンの動向が気になり時間短縮のため大型船から小型ヨットに切り替えることを提案します。
その計画変更に納得がいかない様子の龍水。
龍水は子供のころに諦めることを覚えろと言われていましたが、自分でお金を増やす手段などを考え諦めるということをしてきませんでした。
そんな龍水は周囲の人間から自堕落な人間に見えていましたがフランソワはそのように感じていませんでした。
48分の1スケールの大型機帆船の模型を作り、それを実際の船にできる人間を求めていた龍水。
龍水は大型船の模型を作ると皆に宣言します。
そして千空がその模型を正確に拡大し、実際の船を修正していく案を提案します。
その案に乗る千空。
2人のタッグで大型の機帆船をあきらめないことが決まりました。
ドクターストーン98話の感想・考察
龍水の性格
石化から復活させるときは性格に難があると南に言われていた龍水ですが、個人的にはそこまで問題のある人物に見えません。
周りからは自堕落な人間というように見えていたようですが、自分のやりたい事に関してはひたむきに努力を重ねていたように感じます。
身近で見ていたフランソワには、きちんと龍水の本質が見えていたのではないでしょうか。
大型船の難しさ
この98話で大型船建造の難しさが描かれていました。天才の千空と職人のカセキの腕をもってしても大型の建造物の製作というのは難しいものなのだと感じました。
解決策として、龍水が正確な模型を作りそれを千空が拡大して実物の船の調整を行っていくようですが、有能な人物が揃っているからこその手法だと感じます。
石油や鉱山の発見など順調に進んできたように見えた大型船の建造ですが大型船ならではの思わぬ落とし穴があったように感じます。船の製作や航海の準備にはまだ課題があるのかもしれませんが千空たちがどのようにして課題を解決していくのかが楽しみです。
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