前号341話では、『「個人はしょせん個人」 ”組織”でこそ 束になってこそ最強』というブロックの理想を体現した鴎台。
月島が『鴎台のブロックは全員が伊達工の青根さんだと思った方がいい』と、例えました。
ここからますます試合が進むたびに鴎台のブロックの精度が上がっていくのだと思うと恐ろしいですね。
まだ大きな点差は無く試合は均衡していますが、先に均衡を破るのはどちらでしょうか?
それでは気になる今号342話”理性”の見どころをネタバレさせて頂きます!
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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【ハイキュー!!】342話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
バンチ(束)・シフト
日向の打ったスパイクはブロッカーの手の先に当たりましたが、ブロックには捕まらず烏野の得点となりました。
観客席のミカちゃんは、鴎台のブロックはグワッてきてこわいし、なんで日向が打ってくるってわかるのか?と感じたことを大将に言いました。
大将は、日向が打ってくるってわかってるわけじゃなくてトスを見て瞬時に反応していることと、『多分グワッってきてこわいのは3人が纏まって跳んでくるからじゃない?』と言い、鴎台のブロックの配置について説明。
大将はミカちゃんに『鴎台のブロックの配置は「バンチ・シフト」って言って真ん中にブロッカーが集まった状態で構える配置 バンチは”束”って意味 真ん中からの攻撃に対応しやすい配置だけど今のところはまだ烏野10番(日向)の「はやさ」が勝ってるね』と説明しました。
組織として揃える
烏野からの攻撃で日向のサーブに、宇内は興味深々!
宇内の日向のサーブへの感想は『サーブはふつうだ…!』だそうですが、白馬にサーブレシーブで膝を着かせしっかり牽制しました。
烏野のブロックの要、月島は『貧相サーブからの速攻は定石』と鴎台の攻撃を読みワンタッチを取り、東根のブロックアウトで烏野の得点。
大将はミカちゃんに『バンチシフトは真ん中に寄っているからサイドからの攻撃には対応し難いんだけど 鴎台は最低でも必ず2枚以上で全方位に対応してくる バラバラの2枚じゃなくて束の2枚 バラバラのブロックはレシーブの邪魔になるからね(まぁわかっててもバラバラになっちゃうけどね俺らは!)』と、得点は烏野の得点でしたが鴎台の凄さを伝えました。
声で揃える
試合は均衡したまま、(鴎台)5対(烏野)6。
鴎台はサーブで崩されましたが、繋いで星海のドンっのスパイク!
月島はコートに入った時に烏野メンバーに『「タイミングさえドンピシャであれば、小学生だって田中さんのスパイクを止められる」 5番(星海)は凄いスパイカーだと思います でも 必要以上に恐れる事 無いです』と、言いました。
月島は神経を研ぎ澄ませ、掛け声で合わせた3枚ブロックはタイミングドンピシャ!
星海のスパイクを止め、烏野もブロックポイントを取りました。
星海は『ハン 「異様なチビ」には驚かねぇってか』とネット越しに見下ろす月島を、不敵に笑いながら言いました。
【ハイキュー!!】342話の感想・考察
月島が本当に頼もしい限りです!
鴎台の全方位への束ブロックは、大将が分かっていてもバラバラになると言っていたので、やはり小さな事ですが容易にできる事じゃなくさすがだなと思いました。
でも、烏野にだって壁はあるんです!!
今号342話の冒頭に月島が兄の試合を見に行った時の回想があり、煽り文が『兄がいるべき場所で喝采をあびるのは見知らぬ小さな背中』と書かれていて、もうそこから「異様なチビ」の耐性はついていたんじゃないかと感じました。
一番「異様なチビ」耐性に影響しているのは日向の存在だとは思いますが、少なからず宇内の存在の影響もあったと思います。
月島の「異様なチビ」耐性に影響している日向と宇内は星海がブロックされた時、二人してヒュンと首をすくめていました。
確かにあんなにタイミング合わせてブロックされると怖いですね。
そしてあらすじではカットしましたが、昼神が『ブロックの精度があがるまでの間 どれだけ点を離せずに行けるか』と言っているシーンがありました。
試合が進むにつれどんどん月島のブロックの司令塔としての精度も上がっていくと思いますが、やはり不利になるのは烏野です。
もう一つなにか鴎台に対して突破口が欲しいところです。
まだ試合は均衡を保ったまま!どちらが先に均衡を破るのでしょうか?
次号343話も見逃さずに見守っていきましょう!
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