【食戟のソーマ】303話ネタバレ!!さく裂!クロスナイブスとうま味!

食戟のソーマ

 

302話では様子がおかしいえりなの様子を見た恵が、それは朝陽のせいなのではないかと思い、朝陽にえりなに近寄らないことを条件にした食戟を申し込みます。

それに対し、朝陽はその直前で当たる、直属のノワールの部下を倒してからと言いました。その直属の部下は暗殺稼業から料理に発展した煌家の人間で、墨劉爪という特殊な包丁を使い、恵に挑んできました。

しかし、いざ試合を行うと恵の足元にも及ばずあっという間に勝利をおさめてしまいました。

その様子を見た朝陽は自分との試合はこの墨劉爪とモナールカの包丁を使っておこない、クロスナイブスの本当の力を見せると言いました。

303話では恵と朝陽の牛肉料理勝負が行われ、朝陽の異能の真の姿が明らかになっていきます。

 

ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!

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【食戟のソーマ】303話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)

実演

朝陽はこの勝負の中で自分の実力と、自身の異能について理解してもらおうと、恵が今まで戦って勝った相手のナイフを使い、勝負を挑んできました。なんと朝陽が持っていたトランクの中には今まで勝負し、勝利したことで得た相手の包丁が顔写真付きで収納されていました。

それも、そのトランクに収納されているナイフは朝陽からみると雑魚同然の料理人だということでした。その中にモナールカの包丁が収納されており、前回戦った煌觜汪の包丁と合わせて戦うことで、自身の本当の力を見せてやるとのことでした。

 

この勝負で出てきた食材は特売のお肉で、これをいかに美食たるレベルへ昇華できるかがポイントとなっていました。朝陽が使っていたモナールカの包丁は超高級食材を使った料理を得意としていたため、この勝負は恵が有利に見えました。

しかし、朝陽は余裕ある表情で調理を進めていました。

完成品

こうして朝陽が作った品は牛肉のローストでした。しかし、使ったのは特売の牛肉であったのにも関わらずその香りも味も香草とあぶったわらの見事なかぐわしさが合わさった高級品へと化けていました。

しかし、朝陽が使用したのは恵と同じ徳用の牛肉であったはずでしたが、その料理から出てくるうま味はまるで繊細に寝かせ、作り上げられた長期熟成肉そのもののような深い味わいの高級肉でした。

 

朝陽によると、これが出来たのは墨劉爪の一つ、うま味成分が沢山練りこまれた爪を使用したことにあるとのことでした。この爪を使用することで2か月近く熟成した肉と同じレベルの旨さを作ることで高級肉まで押し上げ、そこに完璧な調理を施すことでこの美味が生まれているのでした。

それに対し、恵の品は徳用牛肉で出来る最高の味まで押し上げているが、肉自体の質を変貌するまではいっていない、つまりは朝陽の料理には及んでいないと判断されてしまいました。

結果、才波が勝利をおさめました。

えりなの絶望

恵との対決に勝利した朝陽はブックマスターに俺こそBLUEの大会の頂点に立つにふさわしい男でしょと自身満々に告げたのち、一つ欲しいものがあり、ブックマスターの許可がいるということを伝えました。

それに対しブックマスターは「好きにしろ」と事実上のOKを出し、期待しているとまで言ったのでした。

それを聞いていたえりなは呆然としていましたが、朝陽から母親も認めてくれていると伝えられると、怒りに任せて朝陽をに怒鳴りつけました。

 

しかし、朝陽から本当は神の舌では母親の望みは叶わないと気づいているんだろうと言われ、硬直してしまいます。

そして、「朝陽は彼女の救世主は君じゃあない、俺だ。」と告げますが、そこに反論していいっすかねとソーマが割って入ります。

次回、ソーマがどんな持論を展開するのかも楽しみにしたいですね。

 

【食戟のソーマ】303話の感想・考察

恵との勝負

303話では、朝陽と田所の勝負がメインとなっていましたが、朝陽にしてはもうちょっと言った内容の料理でしたね。私個人としては、ソーマの調理の時に出したような切り口を変えた品を期待していたからですかね。

しかし、安物のお肉を活かしきることが課題でしたが高いお肉に変えてしまうなんて、正直ズルじゃない…?と思ってしまいました。それもこれも朝陽の強さがそうさせるのでしょうか。

 

また、田所の料理についてあまりクローズアップされなかったことが読者としてとても残念に思いました。

あんなに頑張ってなった十傑の座なのに、どれだけ進化したのか、ブルーという大舞台でどれだけの技と異能を見せてくれるのかを見せもせずに負けてしまうのは正直、省きすぎではないかと残念に思いました。

今後ソーマと朝陽の勝負に焦点が当てられると思いますがその中でタクミも恵も活躍できるような場面があることを期待したいと思いました。

デモンストレーション

朝陽が言うデモンストレーションとは恵とのバトルのことを示していましたね。つまりは「今まで地球上に無かった皿を作り出す」という課題のほんの小手調べであったという意味であろうと私のは受け取りました。

今回朝陽が作った品は素材に手を加え、素材を変化させるというものであったため、この技術があればいかようにも食材を変化できると思っているのだと思います。

 

しかし、これでは食材の枠は超えられないのではないかと私は推測しています。それは、あくまでその食材のみ焦点を当てたものだからです。

ソーマ達のようにぶつかり合ってできた新たな組み合わせはその料理人同士の熱量も併せ持つため、朝陽の技術だけでは叶わないのではないかと思いました。

そんなこんなで、ソーマが勝ってくれるといいなぁと思いつつ次回のお話を楽しみにしたいと思います。

 

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