ブラッククローバー198話のネタバレになります。
前回197話でアスタとユノが力を合わせて悪魔の攻撃をよけつつついに一撃を食らわせました。
その攻撃は悪魔に届いていたものの、それでも全く歯が立ちません。
それ以上手が出せない2人の目の前で、悪魔はパトリを利用して自分の身体を得るための五つ葉の魔導書を誕生させてしまいます。
やりたい放題の悪魔にに苦戦するユノとアスタ。
この状況を打開することはできるのでしょうか?
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
関連記事:【ブラッククローバー】197話ネタバレ!エルフたちの辿り着いた未来
【ブラッククローバー】198話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
悪魔の陰謀
アスタとユノが力を合わせて放った攻撃は悪魔に届いていました。
傷つく悪魔の腕。
しかし、それさえも「治りなさい」という一言でなかったことにされてしまいます。
焦るアスタとユノ。
悪魔は余裕で笑いながら自分に傷をつけた2人に称賛を送ります。
ユノのことを魔に愛されたエルフと精霊の力、アスタを邪魔者の同胞の力という悪魔。
そしてアスタの魔導書の中の悪魔に向かって、その魔導書を差し上げると言います。
そのころ、台座の近くで潜伏していた白夜の魔眼のメンバーだったラデスとヴァルトス。
自分達を利用していたリヒト…パトリが、悪魔に利用されていたという事実に恐れて動くことさえできません。
そして利用されているパトリは自我を失い叫び続け、深い絶望に飲まれ、四つ葉の魔導書が五つ葉に変化をしてしまいます。
五つ葉の魔導書が誕生し、ついに現世の悪魔として本来の姿と力で顕現できると喜ぶ悪魔。
その様子をアスタもユノもなすすべなく見ていることしかできません。
悪魔はなおも自分のこれまでの企みを語り続けます。
五百年前には絶望の魔導書を生み出したものの最後に抵抗をされてしまったこと。
だから今回は禁術の転生によって邪な心を魂に混ぜて自我を奪いやすくしたこと。
がらんどうの心は簡単と言いながら、五つ葉に変化したパトリの魔導書に手をかける悪魔。
感慨深げにこの時のために騙し、殺し、奪ってきたと言います。
さらに面白かったと満足げに笑うのでした。
その表情をみて、倒れながらもパトリの心配をしていたライアは恐怖で震えます。
ダークエルフの誕生
一方アスタとユノは、満足げにパトリの魔導書を奪う悪魔に向かっていきます。
しかしアナタ達の相手は私じゃないと悪魔は笑います。
そしてパトリの耳元で好きに暴れなさいと囁きました。
その様子に、以前の戦いで何かに取りつかれたようになったエルフを思い浮かべるアスタ。
ライアは悪魔に囁かれたパトリの姿をみて絶望の表情を浮かべています。
悪魔が憎悪と絶望の赴くままにと言葉をかけられたパトリは、全身を黒く変化させたダークエルフと変化をさせていたのでした。
ダークエルフとなったパトリは今までよりもはるかに強力な魔光魔法を周囲に放ちます。
その黒い光は壁を粉々に破壊し、ユノのマナゾーンでもよけきることができません。
アスタに至ってその威力でがれき埋もれてしまっていました。
生きてるかと心配するユノに当たり前だと起き上がるアスタ。
しかし内心では攻撃の量と威力に焦ります。
各段に強くなったパトリを心無き燃え殻という悪魔。
魔導書の魔法の焼きついた影を放つだけだと…せいぜい遊んでいなさいと笑います。
そして自分は上にある出口を目指します。
高みから見下ろしながらユノをエルフと人の落とし子が宿った運命の人間、アスタをなぜか五つ葉の魔導書を扱える魔力のない欠陥品と評する悪魔。
どちらもここで終わりだと思い、そしてアスタの中に宿る悪魔にその体を早く奪わないともろとも死んでしまうと心配とも揶揄ともわからない感想を抱きます。
届かない声
悠々と出口に向かう悪魔を外にはいかせられないと叫ぶアスタ。
追いかけようとしますが、パトリに邪魔をされてしまいます。
激しく打ち合うアスタとパトリ、ユノも加勢しパトリに攻撃をします。
しかしパトリには当たらず、ユノには魔法攻撃をアスタには直接攻撃をします。
間一髪で受け止めるアスタは、受けながらパトリに向かって分かり合えるはずと訴えます。
しかしその声はパトリには届かず、憎いという感情を膨らませてしまいます。
その思いはふくらみ、恐ろしい魔法となりつつあるようです。
その魔法に焦るアスタ。
その魔力を感じているヤミとノゼル。
魔法が発動するまでに到着することはできるのでしょうか…。
【ブラッククローバー】198話の感想・考察
恐るべし悪魔。
ユノとアスタ2人がかりでも全く歯が立たないようです。
その上囚われたパトリはとうとう絶望して魔導書が五つ葉に変化し、ダークエルフに堕ちてしまいました。
しかも悪魔はこれで完全復活できるとか…。
もう、今週は読んでいてどんどん不安になる要素ばかりでした。
今まで最強のような扱いだったユノの精霊魔法も全然強く感じないし、アスタの反魔法も全然悪魔の魔法を打ち消さないし、ちょっと悪魔に攻撃が通っても一言で治ってしまうし。
もう、どうやったら勝てる要素ができてくるのか…?
固い頭では浮かびません(泣)
今回の最後でちらっと出てきていたヤミとノゼルは間違いなく加勢してくれると思うのですが。
やられて倒れてるライアとか、悪魔にびびって出てこれないラデスとヴァルトスとかも協力してくれてなんとかなる流れだと信じたいです。
それから、これは多分ない流れだと思うのですが。
悪魔がちょこちょこアスタの持つ魔導書に触れているので、もしかしたらアスタの魔導書に宿ってる悪魔が出てきてどうにかしてくれる…。
なんてことはないでしょうか?
なにしろ相手がこの世の生き物ですらないモノだから、それくらいしないと勝てないのかと思ってしまうのです(汗)
関連記事:【ブラッククローバー】197話ネタバレ!エルフたちの辿り着いた未来
【ブラッククローバー】199話ネタバレ!磨かれた刃!光魔法の天敵