東京卍會メンバー達の想いを受け、ついに立ち上り黒龍(ブラックドラゴン)の特攻服を脱ぎ捨てて、東京卍會弐番隊副隊長を名乗り、兄であり黒龍総長である柴大寿に立ち向かって行った柴八戒でしたが、柴大寿の圧倒的な力にねじ伏せられてしまいました。
何故自分に試練を与えるのか?神に問いかけ、柴大寿の怒りはますます燃え上がっていきます。その怒りの矛先は、東京卍會のメンバー達に向かっていきます。いつの間にか集められた、黒龍の精鋭100人が教会を取り囲み、もはや逃げ出す事も出来ない状況となりました。
そんな絶体絶命の状況の中で、笑顔さえ浮かべる東京卍會のメンバーに、柴柚葉は呆れてしまいました。今度はオレらの番だと柴柚葉に語りかけた三ツ谷隆と東京卍會メンバー達の戦いが続きます。ここから103話が始まります。
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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東京卍リベンジャーズ103話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
戦いの始まり
柴柚葉の思い出、幼い頃の柚葉は母親の入院している病院で母親にパパの事は好きかと訪ねられますが、あまり話した事もなく家にいないから、わかんないと答えました。そんな柚葉にごめんね、私が柚葉を守るねと謝りながら、母親は柚葉を抱き締めました。柚葉も大丈夫、ママはお家の事を気にしないで病気を早く治してねと答えました。しかし、まもなく母親は死んでしまいました。
母親のお墓の前で、弟の八戒が小学生になった事を報告し、家族は私が守るから心配しないでねと、力強く語りかけている柚葉でしたが、いつかまたギュっとしてねと泣いています。
母親の死後始まった、兄、大寿の暴力は、毎日、毎日、続いていました。トイレの電気を消し忘れたのはどっちだ?と柚葉と八戒に詰め寄る大寿、怯える八戒を庇い、ワタシだと名乗る柚葉。しかしトイレの便座が上がっていたと、柚葉の嘘はすぐにバレてしまいます。八戒を力ずくで連れて行こうとする大寿に、柚葉は、もう八戒を叩かないで、代わりに罰ならワタシが受けるからと、土下座をしてお願いしました。
柚葉「お願いします!!!」
ずっと、ずっと1人で家族を守ってきた柚葉は、東京卍會参番隊隊長・稀咲鉄太の八戒を守ってやれと言う言葉に食いつき、刃物を手にするのでした。
それぞれの守るもの
武道「八戒を守んぞ!!!」
東京卍會壱番隊隊長・花垣武道と東京卍會のメンバー達の戦いが続いています。そんな中、柴八戒は、泣きながら八戒に謝り、絶対にワタシが守るから、ワマシがママの代わりになるからと、姉の柚葉に守られてきた事を思い出します。
八戒「家族(柚葉)は絶ッ対ェオレが守る!!」
叫びながら大寿に向かってかかっていく八戒や東京卍會のメンバーを見て、1人じゃないと、母親にギュっと抱き締められたように感じていました。ありがとうみんなと泣きながらも笑顔を浮かべました。
東京卍會壱番隊副隊長・松野千冬が倒され、弐番隊隊長・三ツ谷隆も膝をつき、八戒に支えられていなければ立っていられない花垣武道、しだいに追い詰められていく東京卍會のメンバー達。柴大寿は愚かだと嘲笑いました。
八戒「地獄で顔洗ってこい カス」
ボロボロになりながら、尚も柴大寿を挑発します。そんな中、聞き覚えのある音が聞こえてきました。東京卍會総長・佐野万次郎ことマイキーのバイクの音が聞こえてきました。
東京卍リベンジャーズ103話の感想・考察
父親との接点も少なく、母親にも早くに先立たれ、幼い頃から家族を守るという事が自分の役目となっていた柴柚葉。そこへきて兄、大寿の暴力の始まりで過酷な幼少時代を過ごしてきた柚葉にとって、今、柴家の為(本来は未来を変えるため)に戦ってくれている味方達の存在は、本当に心強いと思われます。
八戒も立ちあがり家族(柚葉)を守るために仲間と共に戦いますが、そう簡単にはいきそうにありません。花垣武道のラッキーパンチも繰り出して、一気に盛り上がったものの、冷静に見てみたら、実は、何一つ状況は好転していません。元々ボロボロの状態だった東京卍會のメンバー達とはいえ、ここまで歯が立たない黒龍総長と幹部たちの強さは半端ないみたいです。
徐々に追い詰められていく東京卍會のメンバー達、そんな中聞こえてきた、東京卍會総長・佐野万次郎ことマイキーの乗るバイクの排気音は、今の状況を一気に覆す希望の音ですね!はたして、マイキーは駆け付けてくれるのか、そして、絶体絶命のピンチから逃れることは出来るのか、次週が気になって仕方ありません。
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