ジモトがジャパン 第28話のネタバレになります。
群馬県からここ東京に引っ越し、津々浦中学校へ入学したひとりの新入生。
彼は入学早々、群馬県出身であることを複数の不良在校生たちにバカにされ、絡まれてしまっていました。
するとそこへ山形拳で不良たちを撃退するひとりの男が現れ、新入生はそのかっこ良さに心を奪われてしまいました。
助けてくれた先輩のことが忘れられずにいると、同級生たちに部活動紹介に行こうと誘われます。
もしかすると助けてくれた先輩が参加しているかもしれないと胸を躍らせる彼は、すぐに体育館へ向かいます。
様々な部活動が紹介されていく中、彼の憧れていた先輩である我孫子時生は都道府拳部と呼ばれる部活動紹介で舞台に出てきたのでした。
部長ジャパンが率いる都道府拳部の奇抜なパフォーマンスに目を奪われる新入生。
果たして、新入生の彼は都道府拳部に入部するのでしょうか?
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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ジモトがジャパン28話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
入学早々の危機、そして出会い
春、新学期。
この季節になると、津々浦中学校にも新たな生徒が入学してきます。
群馬県から引っ越してきた彼もまた、この春から津々浦中学校に通うひとりの新入生でした。
しかし、入学早々の彼はとても不運でした。
なんと校舎裏で不良の先輩たちに絡まれてしまい、群馬県から来たことをバカにされ、どつかれるという最悪な状況でした。
彼が怯えていると、突然不良たちに”山形拳”秘技 ”将棋の弾き”が炸裂したのでした。
その都道府拳を発動させた男は、時生でした。
一年生を田舎者いじめする不良たちを一蹴すると、「人の地元は笑っちゃダメだ」と言って、その場を去りました。
突然の出来事に驚きつつも新入生は名前を聞こうとしますが、時生は手をあげただけでそのまま背中を向けて去っていきました。
新入生は時生のその姿を見たその瞬間、大きく心を奪われてしまいました。
なんてかっこいい人なんだ、なんてニヒルなんだ、あの先輩とクールな青春が送りたい、彼はすっかり時生に虜になってしまったのです。
先輩発見!都道府拳部
時生に憧れてはいたものの、学年も名前もなにもかも知ることができなかった新入生。
どうやってお近づきになろうか考えていると、同じクラスの同級生から部活動説明会に行こうと誘われます。
「それだーー!」と、チャンスに飛びつくように体育館へ向かう新入生でした。
説明会がはじまるまでの間も、同級生たちに憧れの先輩について熱く語り出す新入生。
中学生活の指針であり、先輩と同じ部活に入って同じように強くカッコよくなるんだと言いました。
そんなことを話しているうちに、部活動説明会が始まりました。
野球部、サッカー部、演劇部、テニス部、空手部…と順番に各部の紹介が行われていくものの、肝心の先輩がなかなか出てきません。
部活動に所属してないのではないかと、一抹の不安がよぎってしまいそうになったその時でした。
次に紹介される部活動は、都道府拳部でした。
すると舞台には、あの憧れの先輩である時生の姿がありました。
部長ジャパンとヒデ、そして先日入部したばかりのこまちが舞台に登場してきました。
そして、まずジャパンは都道府拳についての説明をはじめます。
「”都道府拳”とは、地元を愛し繰り出す最強の格闘術です」
この時点で新入生の彼を含むほぼ全員が活動内容の理解に追いつくことができませんでしたが、ジャパンは都道府拳の素晴らしさを伝えるため、四十七拳のひとつである”群馬拳”を例に披露すると言いました。
すると、ジャパンの合図で時生や他の部員たちが構えるポーズをしました。
それを見て一気に期待が大きく高まる新入生は、次の瞬間時生の動きに唖然としてしまいます。
突然群馬県の名産を叫びながら奇抜な動きをし始める時生と、その部員たち。
新入生たちが呆然と見ているなか、群馬のジモーラを溜めようと必死になる都道府拳部員たちでしたが、ジャパンは3人の県質が異なるためにうまくジモーラを扱うことができないと説明。
そこでジモトがジャパンである彼、日ノ本ジャパンが自ら群馬拳を披露すると言って構え始めました。
都道府拳に人生をかけろ!?
ジャパンは自ら群馬拳を披露すると言うと、突然舞台で謎の動きを始めます。
場内は騒然とし、一体ジャパンが何をしているのか全く理解できませんでした。
しかし、新入生の彼にはジャパンの動きが草津温泉の湯もみを表していることに気がつきます。
更にジャパンは何やら念仏のような何かをつぶやきはじめました。
他の生徒たちには不気味な様子にしか見えませんでしたが、新入生の彼には群馬県民ならほぼ大半の人が知っているという、上毛かるたの内容を読み上げていることにも気付きます。
ジャパンの群馬県を愛する気持ちは本物なのだと確信した次の瞬間、ジャパンは奥義を繰り出します。
”群馬拳”奥義 ”富岡製糸巻き”を発動したジャパンは、そのまま部員たちを糸でぐるぐる巻きにして吊るしてしまいます。
それはまるでミノ虫のような姿でしたが、都道府拳を披露できたという達成感のためか、時生たち部員は非常に満足そうな表情をしていました。
その顔を見た新入生は、この都道府拳部こそ中学生活全てをかける価値があるのではないかと思い始めます。
最後にジャパンは「都道府拳部の魅力を詰め込んだ勧誘プロモーションビデオがあるのでご覧ください」と言って映像を流し始めました。
果たして、群馬県出身の新入生は都道府拳部に入部するのでしょうか?
ジモトがジャパン28話の感想・考察
週刊少年ジャンプの地元愛異色ギャグ、第28話の感想です。
名無しの新入生による視点ではじまった、珍しいパターンの展開でした。
しかし結局彼は都道府拳部には入部することはありません。
なぜなら、最後に見た映像があまりにもアレだったからでしょう。
何故か全裸の時生が、謎の都道府拳部ソングに合わせて終始いろいろな場所を走り回ったり飛び込んだりするというPVだったのです。
意図がまったくわかりませんね(笑)
この謎の歌は、4月からスタートするアニメでしっかり曲として流れるのでしょうか。
冒頭はとてもイケメンすぎる時生だったというのに、その後の展開で一気に台無しに。
技もまだ将棋を飛ばす山形拳しか使えませんし、都道府拳部に入っていなければ普通にカッコイイ先輩として素晴らしい青春を送れたことでしょう。
しかし、前回27話のこまちに協力している姿といい、困っている人には助けにいこうとするその姿勢は見習いたいものです。
新たな年号が発表された今日このごろですが、いよいよアニメ放送も間近に迫ってまいりました。
テレビでもジャパンたちの活躍に期待したいところですね。
4/8(月)テレビ東京系列「おはスタ」にて、7時5分から毎週月曜日に放送スタートです!
次回は29話となります。いよいよ連載も30話に差し掛かってくるところですね。
お楽しみに!
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