マンガ「夜になると僕は」第1話のあらすじや感想・考察を書いています。
本話のタイトルは「命日」
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
夜になると僕は1話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
始まりは姉の死
物語は家族(姉)の死からはじまります。
最初のシーンはお墓の前。
主人公「望月 和(ワタル)」の姉は殺されたのです。未成年たちによって。
時は経ちあの事件から8年、ワタルは当時お世話になった法律事務所の先生に、加害者たちにお守りを渡してほしいとお願いをしました。
理由は事件の事をせめて忘れないでほしいという事で・・・
お墓参り
刑事さんたちとお墓参りに来たワタル。
なぜか四股を踏みます。これはどうやら姉の好きだった貴乃花のつもりらしい。
一通りお墓参りが終わった頃、刑事さんが「もし街で加害者とすれ違ったら・・・」と問いかけます。
それに対してワタルは「刑事さんに言えるわけないじゃないですか」と。。。
そんなやりとりの途中でワタルは急にスマホ画面に目を奪われます。
どうやらそのスマホ画面には地図が写っている模様です。
加害者のところへ出発
実は法律事務所の先生にお願いして加害者に渡してもらったお守りにはGPSを仕込んでいました。
なのでスマホの地図を見る様が異様に感じたのでしょう。
加害者に会いにいく理由は、罪の重さを理解しているかどうか。
もし理解していないようなら・・・
GPSの反応を頼りに移動し、たどり着いた先はパチンコ屋。
当時の犯行は計画的だった
ワタルの姉「望月 小夜(サヤ)」は事件当日、夜道を自転車で走行していました。
すると若者3人の乗った自動車にぶつけられ、軽いけがを負います。
病院に送ると彼らに言われけど、ひどくなさそうだからと断るサヤ。
リーダー格の男が念のためと言い半ば強引に(物理的にではない)車に乗り込むサヤ。
車を走らせて病院に向かうはずが、病院を通過しても止まらない車。
この車、実は盗難車なのです。3人とも15〜16歳で、もちろん免許なんて持っていません。。。
加害者の1人と対面
GPSの反応通りにパチンコ屋についたワタル。
お守りを探し見つけ、馬場だな?と声をかけるも・・・
人違いでした。
彼女はパチンコ玉20個とそのお守りを交換したという無関係の女性だったのです。
その女性に特徴を聞き出し発見!
パチンコ屋の店員さんに落し物と言い手紙を間接的に渡すワタル。
その手紙通りに馬場は現れたのです。
お守りを譲った理由を問うワタル。
馬場のそれに対する答えは・・・「ご利益ねーし」
ワタルの気持ちは決まりました。
でも彼は人違いだと言い張ります。
そこにバイクで現れた男性、それがあの馬場だったのです!
想定外の事態に呆然とするワタル。
そのワタルを馬場はバイクで轢き、国道の脇へ。
一命はとりとめた!?
病院のベッドで目を覚まさないワタル。
遅いので両親も帰宅したその時、幽体離脱のように空中に出て寝ている自分を目の当たりにします。
感想・考察
一言で言うと、結構作りこんでるなといったところです。
姉の死から始まり、流れ通り読み進むと復讐するのは容易に予想がつきました。
ですが、やっと追い詰めたと思ったら馬場(加害者の1人)の弟だったという点は全く予想だにしていませんでしたね。
それにパチンコ屋でのババァのくだりは「緊張」と「緩和」で、ちょっと笑っちゃいました。
そして最後は病院のベッドで幽体離脱のようになっているという、これまた全く予想外の展開!
さらに最終コマに記載されている「僕はその日、夢から抜けだした」という文言も意味深ですね。
次回の展開が全く読めなくなりました。
当初は1人ずつ復讐していく、もしくは改心させていくようなストーリーかと想像していたんですがね・・・
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