かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~|ネタバレと感想

【かぐや様は告らせたい】111話ネタバレ!1年生春、天才2人の出会いとは?

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~|ネタバレと感想

 

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~111話のネタバレになります。

110話では、“先に恋に落ちた方が負けだというのならば 彼はとうの昔に敗北している”と、会長がかぐやを先に好きになった?という気になる引きで終わりましたが…。

その“はじまり”1年生、春。出会いの時の話が会長目線で語られます。

 

表紙!カラーです。今回の話を表したような構図ですね。

高嶺の花かぐやと、それを見つめる白銀

当時の2人の立ち位置がわかります。

なんとなくアニメ化を意識した色合いのような…?アニメも楽しみですね!

 

かぐや様は告らせたい111話のあらすじ 注:ネタバレ・画バレあり

白銀御行は秀知院に馴染めなかった!?

さて、1年生の春です。

1人、校舎の裏で半額シールが貼られたパンを齧る白銀。

(どいつも こいつも 鼻持ちならなくてクソうぜぇ……)

 

こ、これは!ぼっち昼食タイムです!

 

どうやら外部生である白銀は“混院”と呼ばれ元々いる生徒と区別されているそう。

お金持ち学校によくあるやつです。

白銀が会長の時には、平和そうな学園だなー、という印象でしたが、彼も入学時には苦労していたようですね…。

 

それにしても、髪型が若干違うだけでなんだか白銀が若く見えます(笑)。

ボタンも上まできっちり閉めていなくて、ちょっとやんちゃな印象ですね。

「親が金持ちなのがそんなに偉いかよ!七光りのボンボン共が!」

とまぁ、口も悪い(笑)

そんな荒れている彼に声を掛ける男子学生が…。

 

白銀に声を掛けたのは、当時の…

「君は特待枠の白銀御行くん だったかな?」

 

(胸に輝く金色の飾緒…… たしか学園の生徒会長である証……)

 

白銀に声を掛けたのは、どうやら当時の生徒会長のよう。

ウィンクをしながら、

「丁度良い、君に話があるんだ」

と白銀を生徒会室に連れていきます。

 

生徒会室でお茶を飲みながら、白銀を生徒会に誘う会長。

この学園では生徒会の役員は会長が指名することになっているので、4月は部の連中と人材を奪い合う青田刈りのシーズンだと笑って説明します。

「僕より優秀な人は一杯居ると思いますけど…たとえば入学式で新入生挨拶をしてた人とか」

「氷のかぐや姫……の事かな?」

かぐや様そんなあだ名がついていたんですね。

白銀はこの当時、かぐやのことをよく知らなかったようです。

家がとてつもない金持ちで何をやらせても凄い天才、自分とは持ってる物が違うのだろう、とそんなことを言っています。

 

そして、白銀は秀知院に補欠合格だったようですね。

いつもテストではかぐやとトップ争いをしているので、元々成績が良かったのかな?と思っていたのですが…。

かぐやにふさわしい人間になろうとした、後の彼の努力がうかがえます。

会長は秀知院という箱庭の中で生きてきた者ばかりだから、外の世界を見てきた白銀の見識を活用させて欲しい、と勧誘から手を引きません。

会長と2人外に出てからも、白銀の愚痴は続きます。

 

なんていうか…白銀ではなくて石上を見ているような卑屈っぷりです(笑)。

そんな彼に会長は、この学園でしか関われないような人材もいるよ、と諭します。

 

2人のはじめての出会い

そして連れられてきたのは…血溜沼(ちだまりぬま)という汚れた沼!!

武将の首が今も底に沈んでいる……なんて話もあるだとか。

いや、ないでしょう(笑)

 

排水管の修理業者が入る前に、沼の掃除をしないといけない、とのこと。

 

ボランティアの生徒も何人か掃除をしていますが、

「僕らも少しは働いているポーズを取らないと見栄が悪いからね」

と、会長。なんていうか、正直ですね会長。

 

 

(体よく掃除のボランティアを押し付けられただけなんじゃないのか?)

(あの人も俺の事貧乏人だと見下して…)

と掃除を手伝いながらも卑屈な考えが止まらない白銀。

もう石上に改名しても良いのでは(笑)という卑屈っぷりです。

 

そんな中、他のボランティアの女子生徒にぶつかり、足を滑らせて沼に落ちてしまう女子生徒が!!

 

他の生徒が助けようとタモを差し出しますが、落ちてしまった女子生徒は足がなにかにひっかかってしまったようで掴めません。

周囲の生徒は、この沼入っても平気なの?と助けることに消極的。

(誰か泳げる奴助けに入れよ)

と、泳げない白銀も助けたいのに助けに入れない。

そんなところに…。

 

腰にロープを巻き付けたかぐやが飛び込んだ!!

(ああすれば泳げなくても助けに入る事は出来た)

(俺は動けなかった……)

(動くべき時に動けるか)

(それが出来る人間は たとえ 泥にまみれて もきれいだ)

 

この瞬間、きっと白銀はかぐやに“敗北”していたんでしょうね。

汚れながらも毅然としたかぐや。

凛々しい表情です。

 

溺れた女子生徒を助けたかぐやは、助けたのは新聞社局長の娘だから、という。

恩を売るのは得かもしれない、私は私のために動いただけよ、と早坂に説明します。

 

「それでも…… あの場で動いたのはかぐや様だけなのですから」

早坂の言う通りですよね。

 

どんな理由があっても、汚れた沼の中に躊躇せずに飛び込めるかぐやは、やっぱり素敵だと思います。

 

決意する白銀

「彼女の横に立てる人間ってのはどういう人間なんでしょうかね」

かぐやが巻いていたロープを握りながら呟く白銀に、会長はウィンクして答えます。

「僕は立てるよ?なんたってこの学園の生徒会長だし」

 

でも、会長自身満々ですけど結局何もしなかったですよね(笑)。

「なるほど 生徒会長か……」

そして、白銀は生徒会長になる決意をします。

 

 

111話感想

高嶺の花で、常に利益を考えて動くかぐやを変えたのは白銀だったけれど、そもそも白銀を変えたのはかぐやだった、というのがわかる話でした。

不器用で意地っ張りな2人ですけど、本当お似合いだな~というのを今回感じました。

 

そして見どころは普通の男子・白銀でしたね!

どっちかというと会長としては優秀で隙のないイメージの彼が、年相応に愚痴ったり躊躇したりするのが見れて良かったです。

制服を着崩していたのと髪が無造作なのは個人的にツボでした!

 

それにしても元・会長が、現・白銀会長より適当すぎですね…。

なんだかんだと掃除は人任せだったり、沼に飛び込まなかったり(笑)。

白銀が会長として人望があるの、わかる気がします。

 

112話はまた現在の2人に戻りそうですね。

奉心祭も近づいていますし、2人の関係が進展するのか気になるところです…!

果たしてかぐやはハートのモチーフグッズを渡せるのでしょうか。

 

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